午前中の雨が上がり、午後からは日が差して明るくなった。
家にいるといつもベッドに一日中いる夫を誘って、久しぶりに羽根木公園へ散歩に行った。
銀杏並木はすっかり黄色くなりきれいで、ハラハラと葉が落ちていて、道一面の落ち葉
がとてもキレイだった。
ほとんど枯れ木に近いような木と、まだ緑の葉がついている木があり、どうして一度に
おなじ状態にならないのかしら?とおしゃべりしながら歩いたが、結論は「人間と同じで
全部同じ気持ちではないんだね」と二人で大笑いした。
沢山落ち葉が落ちているのに、踏むと「カサカサ」しないのは、雨上がりだと気づい
たが、土曜日なのに雨上がりのためか、公園は人が少なく静かだった。
間もなく師走月日の流れの早さは恐ろしいように早い、1周660メートルの道を
途中でベンチで4回も休んだが、でも一応元気で歩く夫の後ろ姿を(後3年間は絶対
にこのまま元気でいてね)と、祈りような気持ちで見つめた。