ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

雄大な富士山を見て

2022-11-19 08:03:25 | エッセー

 昨日は素晴らしいお天気に恵まれ、「河口湖と紅葉のバスツアー」へ行った。

中央高速道路では黄葉した山々を見たり、ススキを見たり車窓の景色を楽しんだ。

 途中は猿橋に寄ったが、紅葉もきれいだった。特異な橋の下の写真を撮ったが

その間夫はあまり歩きたくなさそうで、座って待ってたいたが、でも、とても

楽しそうだった。

ハイライトの河口湖ロープウエイは大混雑で、乗るまでに30分以上待った。

急な階段を何段も登り、手すりに掴まって上がる夫は大変そうで、私は途中で

足が痛くなったらと心配したが、何とかガンバってくれた。

 やっとの思い出で着いたロープウエイの頂上は、壮大な富士山がすそ野まで

ハッキリ見えてとても素晴らしく二人で大感動した。

 その前で写真を撮ってもらったが、その写真を見て今、ここで万歳している夫を

撮れば良かったと後悔した。でも、90歳の夫が喜んでくれたので嬉しかった。

 帰宅は8時30分夫が入浴している間に、前日準備した夕食を整えたが、もう一品

欲しくなり加えた。春雨、ネギ、牛肉、ネギ、キムチを加え作ったが、ぴりっと

した味でとても美味しかった。魚、牛肉、卵タンパク質も十分。我が家の食事は

いつもバランスがとれている。「こんなに高齢で毎日二人で晩酌できる夫婦

なんていないね」と乾杯し、いつもよりたくさん飲んでしまった。

 そして今朝、夫は何一つ覚えていなかったが、疲れた様子はまったくない。

やはり日頃の毎日の努力が、もろに現れていると私はとても嬉しかった。

 結婚70周年まで夫を幸せな状態で生きて欲しい、これからもいろいろ

工夫しながら暮らしたいと思った今朝だった。

 

コメント
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