17日は今年最後の全体練習でした
指導は古澤泉先生
まずは発声を行い、メンデルスゾーン歌曲3曲を練習
次にメンデルスゾーン作曲「讃歌」10番をご指導頂きました。
1.雲雀(ひばり)
- Allegroの曲だがまずはゆっくりリズムと体の使い方を考えながら歌う
- 「うたう」は「うとう」と発音するので必ず楽譜に記入
- 母音を長く歌い言葉を伝える⇒例えば「てんのめぐみ」TEのEという母音をしっかり言う
- 前奏は4小節
- 3ページ上段 P~F へのクレシェンドは体を使う(あばらの位置を横に張るように)
- 「天の恵み、地の栄え」のフレーズが5度出てくるが全てに P~F へのクレシェンドを行う(つまりしっかり体を使う)
2.緑の森よ
- Andante non lento の曲なのでゆったりと情感を持って演奏。
- 情感はあばらを使うことで生まれる
- 3段目の2小節目、アルトの音符は二分音符2つと確認(ソプラノの音符が付点二分音符なので注意)
3.歌のつばさに
- ppで演奏が始まる⇒ppは言葉をはっきり歌うことで観客に伝わる、フォルテの体を使ってppに。
- ソプラノ長い音符で口蓋を高く保つことで音が下がらなくなる、しっかり保つようにテクニックを鍛える⇒特に最後のフレーズ「うまし夢見ん」
4.讃歌第10番 Schluβchor(最後の合唱)
- 出だし、フォルテで始まるが夢中になって大きすぎない、特にバス。
- 言葉の意味を考えて歌う 「ihr Vörker!bringet her dem Herrn Ehre und Macht!」お前たちの種族よ!主に栄光と権力を与えよ!
- 95ページ46小節までは、それぞれのパートが最初に歌う言葉がそれぞれのテーマなのでその言葉ははっきり伝え、言い終わったらボリューム落とし他パートを立てる。
- 語尾の子音を必ず言う。特に「Macht」先日の佐藤圭先生からも言われたことで3つに分けて[MA][CH][T],Maを伸ばさずCHTと言う。
- 95ページ下段ロングトーンが並ぶが、必ずレガートに演奏。
- 95ページ下段フォルテで「bringet her dem Herrn Ehre und Macht!」主に栄光と権力を与えよ。レガートに歌う。
- 96ページ「Alles danke den Herrn」全てのものは主に感謝せよ・・・・レガートに
- 99ページ下段からは細かい音符が並び、しかもスラーの付く場所、付かない場所があるのでしっかり分けて歌い方に注意!
- 二重唱になっている部分、例えば105ページ下段アルトとテノール「Danke den Herrn und preiset seine Herrlichkeigt」など、二重唱と理解して歌うこと。
本年中はブログを読んで頂きありがとうございました!
来年は1月7日(日)午後1時半からサンアゼリア企画展示室での全体練習(讃歌全般)が
初練習になります古澤先生ご指導です~
皆さま、 楽しいクリスマス&良いお年
をお迎え下さい。
来年も和光市民合唱団公式ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます