昨日1月28日はサンアゼリア大ホール舞台での練習でした。
ホール側の都合での企画展示室からの会場変更とはいえ
すごく贅沢な練習になりました。
公社のご厚意で1階部分全体をお借り出来、またピアノはスタインウェイという素晴らしい状況でした。
No.10 Schluβchor (最後の合唱)
- 全体的にマエストーゾ(荘厳さ、堂々とした)が足りない
- メンデルスゾーンはバッハを尊敬し、「マタイ受難曲」を再現した功績がある。バロックへの尊敬を持って演奏すること。
- 例えば副付点四分音符と、16分音符との組み合わせでは、リズム感を厳しくバロックを感じるリズムにする。
- ソプラノ全体を通してレの音が低い
- 音符の中で子音を言いきる。
- ソプラノ43小節のミの音、上がりきっていない。
- ソプラノ33小節「Ehre」のERにアクセント付ける
- 50小節ソプラノ「Macht」は最初からその音で歌い、途中からずり上げない
- 休符の次の指示、ff や pp は休符の前から指示の息を吸う。急に大きくしたり、小さくしたりではなく息が感情を表現する。
- 例えば68小節では喜びの息を吸い、ffの「ALLES」となる。ブレスが揃わない限り、出だしはバラバラになる。
- 97ページ62小節では「danke dem Herrn」というこの曲の中で最も言いたいことが歌われるので立派に言葉をしゃべる。
- 「Danke dem Herrn」では誰に感謝をささげるのかよく考えて!
- 102小節ソプラノ⇒レの音上がりきって!
- 104小節バス、「keit」軽く終わって下さい。
- 111小節からのテノール、音の確認を!
- 116小節ソプラノ⇒レの音が気になる。上がりきらないので。
- 120小節ソプラノ⇒ドの音が3つ出てくるが同じ音を歌う時は段々下がって来るので注意する
- 121小節アルト、「keit」軽く終わって下さい。
- 121小節テノール、123小節アルト、127小節ソプラノの「preiset」はスフォルツアンドなので目立って下さい。
- 135小節からの男声、137小節からの女声は二重唱になっているのでそれを感じて歌う。
- 143小節から重ねて歌われる「Danke dem Herrn」のスフォルツアンド忘れない
- 160小節からのアルトはオケで言えばトランペットの役割。 「danke dem Herrn」をトランペットのように目立って歌う
Nr.8 choral
Nun danket alle Gott( さあ感謝しましょう)
- 有名なコラールであり、暗譜して歌って下さい。
- 18小節のように全パート揃って歌い始めるのに息が揃わないとすごくカッコ悪い。覚えてしっかりフォルテの息を吸って歌い始める
- 吸った息の中に、音程とリズム全てが入っている。不用意に息を吸うのではなく、次の音楽を思って息を吸う。
- 特に41小節、ピアノで出るので息でハーモニーがわかる特別さが欲しい。
- そして語尾の子音は拍の中に収める
メンデルスゾーン歌曲
ひばり
- 前奏は4小節あり最初の小節が第5小節、全てに小節番号を振っておく。
- 10小節からのクレシェンドは喜びのクレシェンドに
- 9小節の休符ではおPの息を吸う
- 16小節からの女声は男声の声を聴く
- 19小節ソプラノ、三蓮符を少し後ろ目に歌う
- 19小節のブレスはPのブレス
- 23小節ソプラノの細かい音はお腹の中に喜びを持って歌う
- 「ことほぎ」の言葉の意味を考えて歌う
- 36小節も休符でフォルテッシモの息を吸う⇒ff に変化するのがわかりたい
- 39小節ブレスのあとはテンポが変化するので指揮者を見る
緑の森よ
- 前奏5小節あり小節番号振る
- 15小節の後のブレス、「あらしに」の前揃えて
- 名詞「いこい」「こずえ」などには印をつけて、わかるように歌う
- 2番の歌詞「お暗き森の木々は茂り」は鮮やかな緑の色を想像すること
- 25小節のアルト、長い音符はしっかり聴かせること、しかしブザーの様な声には決してならない。推進力を持つ。
- 最後の音符「ぬ」は上に向かう方向に切る
歌の翼に
- 小節番号を振っておく。
- 「ガンジス」「かもしか」など名詞ははっきりわかるように
- 15小節ソプラノの装飾音符は後ろにかけて
- 20小節のブレスでは指揮を見てPに変化する
- この曲は6拍子だが123、456、 と数えるのではなく、1と4が長い感じになり流れるように歌う
追加練習のお知らせ
2月25日(日)男声練習・・・・1時半から中央公民館音楽室
3月4日(日)女声練習・・・・1時半から中央公民館視聴覚室
次回は2月4日(日)1時半から企画展示室でもう一度マエストロが指導下さいます。
1週間しかありませんが、指示を確認して指揮棒を見ることが出来るように
暗譜の努力お願いいたします。発声は古澤先生が行って下さいます。