本日から2月3月4月とマエストロのご指導が本番まで続きます。
本日は「春」「夏」をご指導いただきました。
藤井冴先生が発声指導とハンネ役を担ってくださり
本番に向かってゆく力を感じた練習になりました。
★マエストロから歌う前の指示あり👇
「まず、息を吸ったところから曲想が決まります。
フレーズを歌うその前にフォルテの指示ではフォルテの息を
ピアノの指示ではピアノの息を吸い、歌い始めること。
そうすることで息の流れが観客に届き、感動が生まれます。
練習をする時、一時に歌い始めないで
言葉をまずしゃべる、それからリズム読み、音を確認する
最後に合体して練習を進めて下さい!各自の努力を期待しています。」
ハイドン作曲「四季」~春~
No.2 Chor des Landvolks(村人たちの合唱)
- 弾むように春がやってくる喜びを歌う。
- 練習番号Aの前に大事なブレスをする。
- 20小節ソプラノ「aus」の前の休符でレ音を伸ばす為の準備の息を吸う。
- 48小節からソプラノ、ピアノに音量を落とすことで音が下がらないように!
- 50、51小節女声、フォルテ指示、スタカートではその前にスタカートの息を吸う。
- 14ページ57小節の後にフォルテの指示あり、その前に息をフォルテに変えて。
- 66小節からバス遅れない。
- 76小節「Gift」短く音符の中に子音を入れる。
- 練習番号Eからの6拍目のタイミングが遅れがちなので注意!
- 89小節「komm」「und」の間にブレス
- 17ページ最後フォルテに代わる前、しっかりフォルテの息を吸う
- 18ページ2番の最後「komm」「komm」は「春よ来い」という気持ちでしっかり歌う。
No.6 Terzett und Chor [Bittgesang] (願う歌)
- 練習番号A始まる前に会場中に良い音楽が流れるように素敵な息を吸って!
- 17小節「dich」早く言い終える。
- 28ページ最後「herap」の語尾「p」は息が出る感じに唇をはじく。
- 練習番号Cからの細かい音の伴奏は「雨の音」を表現している。
- 59小節男声合唱、「Regenguβ」の「R」はしっかり巻き前に出して言う。
- 62小節からの女声コーラス、フェルマータ記号では指揮を必ず見て、「sanft」の後では伴奏にフェルマータ記号が付くので指揮を見てしっかり休んでから「laβ deine」と歌う。
- 33ページからは「sprieβet」という言葉が曲者なので、良く練習して!
- 70小節のフェルマータ記号で指揮を見て、次の八分休符をオケの為に振るので歌は出ないように!指揮を良く見る。
- 練習番号Dからテンポの変化は指揮を見るしかない。アルトは「und Ruhm」は覚えて指揮をしっかり見る。
- 35ページからの三拍子、一拍目にアクセントをつけて歌う。
- 42ページ121小節と122小節の間は必ずブレス!
- 122小節「Dank」の語尾「k」言う。「Ruhm」も「R」巻いてわかるように!
No.8 Freudenlied(喜びの歌)
- 49ページ練習番号A、「O wie lieblich=なんて素敵なのかしら」の「O」と「wie」は繋がらないように。93小節も同じく!
- 53ページ練習番号B「lebet」は大事な言葉なのでしっかり言う
- 133小節から一拍目に大事な言葉がある。「Freude」「Wonne」「Herz」大事に言う。
- 166小節、172小節「hoch」小節の中で言い終えて。
- 58ページ練習番号D、リズムは鋭く!
- 184小節「Gott」伸びない。
- 61ページ練習番号Fアルト「Ehre」「Lob」の間にカンマあり、少し切って歌う。
- 67ページ258小節、70ページ277小節「Gott」拍の中で言う。
ハイドン作曲「四季」~夏~
No.11 Terzett und Chor (三重唱と合唱)
- ソリストの後を引き継いで、フォルテの息をしっかり吸って歌い始める。
- 81ページ、練習番号Aからの「Heil!」「l」が聞こえたい。舌を上の前歯の裏に当てて言うと聞こえる。
- 16小節からの「o du」と「des」の間は相当はっきり分けてほしい。
- 31小節「Bild!」の後には必ずブレスを!
- 52小節「spricht」の語尾「t」は言わなくて良い。
- 56小節57小節「wer」の間にある四分休符にはオケの音があり、オケの音を必ず聴いて歌う。指揮を見て!
- 89ページからの「jauchzet=歓声を上げる」は大事な言葉、心躍るように歌う。
- 95小節女声「jauchzet」の細かい音は喜びを表現しているので難しい顔をして歌わない。
- 93ページ練習番号Gの初めソプラノ「Dir」の音符は八分音符。四分音符で歌っている人がいます。
No.17 Chor 「Ach das Ungewitter naht」 ああ、嵐がやってくる
- 「Ach!」と「das」の間を分けて
- 5小節「naht」の語尾「at」拍の中で言う。
- 116ページ「O wie」と「der Donner rollt!」をそれぞれひと固まりとして分けて歌う。
- ソプラノ30小節「Hilf」の「f」わかるように言う。
- ソプラノ122ページ初め「Rettung」の「R」巻いて前に出す。
- 128ページ練習番号E126小節「uns」、153小節「Grund」は拍の中にしまう。
No.18 Terzett mit chor 「Die düst 'ren Wolken trennen sich」
暗い雲が切れていき、恐ろしい嵐は静まった。
18番は一通り歌い練習を終了しました。次回は「秋」、「冬」をご指導いただきます。
次回2月9日(土)は午後1時半からサンアゼリア企画展示室で
マエストロ指導による全体練習「秋」「冬」を行います。
「四季」の中でも難曲揃いの「秋」です。
マエストロの指示である「言葉読み➡リズム読み➡音取り➡全て合体した練習」
の順に復習をしてご参加ください!