シューベルトミサ曲第6番の音取り&言葉付け練習もいよいよ終盤です。
本日10月6日(日)は Ⅴ.Benedictus Ⅵ.Agnus Dei を藤井冴先生に
ご指導いただき、練習の最後に Ⅳ.Sanctus を一通り歌いました。
Ⅴ.Benedictus (褒むべきかな)
- ソロのあと、練習番号AからTuttiで合唱が入る。
- アルト、しっかり入って!「Benedictus qui venit in nomine domini」と歌いソロに受け渡す。
- 練習番号Bはソロ、続いて練習番号CでTutti
- Benedictusの言葉が一つになるように、途切れることなく演奏する
- 51小節アルト、ド♭音を大切に歌う。
- 続いて練習番号Dではソロの演奏
- 練習番号Eに入ってTutti、87小節アルト、89小節ソプラノの音が飛ぶ箇所に注意!別々にならない。音が跳躍し上がるとき、体は下に重心を感じ、逆に音が低くなる場合は上向きに感じて歌うと上手くいく。
- 91小節に付いているFの番号は楽譜の間違いなので消してください。
- 91小節アルト、「Domini」は明るく歌う。
- 84ページ、103小節ソプラノ、「qui」は「クゥイ」とゆっくりならない。スピード感のある「クイ」に。
- 85小節アルト、ラ♮の音は明るく高めに歌う。
- 109小節アルト、「nomine」をはずんで歌わないこと。
- 85ページソプラノ、128小節の高いソ♭、「inexcelsis」の音に注意!最後の130小節でゆっくりしない。
- 最終小節の長い音符で前向きに回転する力を失わない、フェルマータで終われるように。
Ⅵ.Agnus Dei (神の子羊)
- この音楽は途切れない音楽、必ず誰かに手渡すように演奏
- アルトの始まりは低い音だが、頑張らない。そしてシ音に上がるときは上から音を出す
- 13小節のソプラノ、長い音にスピードが無くなる。前向きの息の流れをもって歌う。
- 「mundi」の「n」を失わない
- 89ページ20小節アルト、「mu」を発音する時、たてに口を開ける。タコの口にならないで!
- 21小節ソプラノ、ド、レ音で響きが低くなるので注意!休符まで音を伸ばす。
- 24小節からのソプラノ、レ音が続くので、保つために眉毛を少し上げて歌ってください。
- 26小節からのアルト「miserere nobis」はノンブレスで歌って。無理ならカンニングブレス。
- 練習番号Aからアルトがfで歌い始めるが、決して体を固めない。最初に息が出てAgnusと言い始めると良い。ぶつけない!
- アルト、41小節、61小節のフレーズは音が難しいので練習してください!
- 92ページ80小節から全パートにディミニエンド記号が付いているが、寂しい感じに歌わないで息のスピードはそのままで音だけ徐々に小さくしてゆく。
- 練習番号C、ソプラノの始まりの音はピッチをしっかり取れるように準備する。
- 90小節でクレシェンド、そしてディミニエンド忘れない。
- 98小節アルト、低い音は明るく歌う。
- 95ページ、ソプラノ出だしのファ音、しっかり準備して出て下さい。
- 97ページ「pacem」165小節の二部音符は長さ分休符の前まで歌う。
- 99ページ最後の小節、クレシェンドの強弱記号が付いている、のびのびと歌って!
- 101ページ、213小節「Dei」の音は取りにくいので練習して。
- ソプラノ、216小節ファ♯音、221小節ド音が低くなる。二つの四分音符をゆっくりしない、230小節の音に注意。
- アルト、221~222小節の音に注意。
- 102ページ「pacem」の切り方、四分音符の長さで切る、伸びないように。
- 曲最後の「pacem」の「m」言ってください。
次回10月20日はサンアゼリア企画展示室で1時半からマエストロにご指導いただきます。
全体練習となりますので復習をしてご参加ください!