マエストロの全体指導は発会式以来3回目になり、ⅣからⅥを練習しました
シューベルトの合唱曲はハーモニーが勝負、音を聴き合って高めに響きを感じて歌いましょう!
Ⅳ Sanctus (聖なるかな)
- 出だしはpで、次のフレーズでffにそしてディミニエンド。ディミニエンドが多く出てくるがディミニエンドは3拍目からに、それまではff。
- 3小節、ソプラノ&アルトの音は低くならない。高めに!
- 5小節目バス、ソ音は高すぎないこと。
- 言葉の問題、「Dominus」「Deus」「Sabaoth」など、「S」をしっかり言う。「terra」は「テㇽラ」と発音。「Osannna」の「n」を発音する。「excelsis」は「シェルスィス」と発音。
- 8小節終わりの「th」上3パートは二部音符をしっかり伸ばして小節線で言う。バスは早めに切りしっかり「Pleni sunt」を歌い始める。
- 10小節テノール「ファファレシ」の音程注意。
- 11小節二部音符は小節線を越えて伸ばす。ソプラノもアルトも同じ音が続くので音が下がらないように息の回転を続ける。横隔膜を緩めない!
- 17小節も二部音符小節線で「th」を発音。
- 19小節ソプラノ、しっかり息の準備をしてファ音を歌う。レ♭音に注意!
- 19小節アルト「cœlie terra」の後でブレス可。ファ音に注意。
- 20小節、3拍目からディミニエンド、小節線を越えてしっかり伸ばす!
- 22小節では衝撃的な効果を求めてfffとなる。ハーモニーに繋がる強いダイナミクス。「terra」の「r」をしっかり巻く。そして23小節PPに移行、テノールの動く音は大きめに出してください。
- 24小節からテンポが変化、早くなる。8分音符は軽く歌い、うるさくならないようにする。「Osanna」が出てきたらしっかり歌う。
- 63小節ソプラノ「レ♮」音に注意
- 77小節アルト、レの音が下がらないように注意。
- 最後の「Osanna」は「アーメン」のような感じです、適宜ブレスをしてフレーズをつなげて下さい。
Ⅴ Benedictus(誉むべきかな)
- レガートに歌うのが「Benedictus」の特徴
- 練習番号Aから「Benedictus」と「qui venit」はブレスで分けて歌う。
- 80ページ最初、「フォルツァンド」記号は怒鳴るのではなく、豊かなクレシェンド、デクレシェンドで演奏し、34小節の「venit」で一番強く大きくなり「nit」は明るくデクレシェンドしてソリストにつなぐ。
- 練習番号Cの48小節と49小節は必ずつなげて歌う、「in nomine Domini」絶対切らないで!!
- 53小節でハ短調の和音になる、アルトのソ音は高めに歌うこと。
- 91小節、ディミニエンドの前は大きく歌っておくことが必要、効果的なpにして。
- 104小節アルト、ラ♮音を明るく歌って!
Ⅵ Agnus Dei (神の子羊)
- Benedictusの最後のフレーズから急なハーモニー転換となるので、音とり注意して!
- 9小節ソプラノ、ド音を抑えつけた声にしない、上向きに回転のある声に。
- 13小節ソプラノ、ド音にスピード感が欲しい。
- 言葉の問題として「mundi」の「un」を抜かないで言うこと。
- 19小節と20小節の間でブレスを全員してください。
- 28小節からのソプラノ「miserere nobis」憐れんでください~を明るく言えるように。暗くならない。
- 28小節バス、ミ♭音を明るく歌う。
- 30小節テノール、レ音を明るく歌う。
- 90ページ、52小節レ音は下がらないように。レミファあたりの声は安定が難しいので認識しておく。
- 92ページ、91小節は難しいハーモニーと認識。正確な音取りを!
- 101ページ、102ページとアクセント記号が付いているが、全くそのように歌っていない、記号通りに歌えるよう練習してください。
事務局から「ニュース④」が発行されました。来年2月までの日程が掲載されていますので確認してください。
マエストロから第一部の演奏曲「Intende voci」朝の祈り~の読みと解説のプリントが届きました。
11月の練習からパート練習2回でアヴェ・マリアと合わせて音取りを終える予定です。解説プリントも練習時お持ちください。
次回は11月4日(月・祝)午後1時半からは男声練習を中央公民館音楽室で行います。佐藤圭先生のご指導です。