本日はシューベルト作曲 「Ave Maria」 「Intende voci」を
全パートで初めて合わせ、佐藤圭先生にご指導いただきました。
「Ave Maria」は堀内敬三訳詞、高田信一編曲。
男声4声~5声に別れて歌う個所があり音取りが難しいです。
一通りの音取り練習が終わってはいますが、あやふやな部分があるので
ソロとのハミング部分の音指導を丁寧にしていただきました。
「Ave Maria」
- 47~49pの男声ハミング部分について
- ぼんやり歌わない、ハミングであっても音をくっきりと出す。
- テノールは2声に分かれ、バスは3声にオクターブ下を歌う形になっています。特にテノールミ♮音は高めに明るく。
- 48p一段目、バスのレ音に注意!
- 49p二段目、バス上パートのミ♮音。テノール上パートのド音に注意!
- 50pからの4声歌唱について
- 言葉の注意:鼻濁音に注意
- 特にソプラノの発声について、軟口蓋の中心あたりに点を決め、息がそこに当たるように。頭の天から声が出ると思う事。
- 50p下段アルト、ドソと移動するときに積極的に。
- 51p上団ソプラノ16分音符の三連符「みめぐみに」レガートに!
- アルトにミ♮音が多く出てくるが、できるだけ明るく歌う。
- 51p練習番号ℂのアウフタクトの入りをそろえて!
- 52p二段目、テノール16分音符の三連符「うけたまえ」のシ♭音に注意!
- 55p二段目rffマークの前にあるブレスマークははずす。
「Intende voci」
- 発音について:ci➡chi (vociなど口を縦に) ti➡ty(orationisなどチにならない) 語尾のSはほぼ言わない「meus」など。
- 5pの58小節、アルトがffで「intende」と歌い始める。その前にブレスをしっかりし、低いラ音で出る。
- 70小節、72小節のアルト、細かい音に分かれているところは各音をしっかり歌う。「quoniam adte」は[a am][a ad]と歌う。
- 74小節バス、入りのミ♮音に注意!
- 76小節78小節の「te」にアクセント記号あり、レガートにではあるが少し長めに重くハーモニーを強調して歌う。しかも音が下がってこないように!
- 82小節バス、「quoniam」聞こえてほしい、大事に歌って!83小節のリズムに注意!
- バスがリードして歌う個所が多くあるが、出る前にはブレスをしっかりしてはっきり歌い始める事!例えば86小節アウフタクトの「intende」など。
- 95小節から98小節を一つの塊とみる。バスがリードして3声が続く形。もう一度99小節から102小節の塊。二度出てくる➡強調、次にffに盛り上がり。ソロの後ℙに落とす。
- 114小節の言葉を練習して!「intende Rex meus」発音にも注意➡tende テーnデと母音を伸ばしnは最後につけるだけ。
- 125小節アルト、「adte」のドファと変化するところ、目立つように!
- 126小節テノールのフレーズもスマートに目立って!
- 134小節ソプラノのシ♭音、バスのレラ音に注意。
- 14pソプラノ、219小節からのフレーズ大事に。
- ラストの「intende」はintempoで歌ってください。ffから急激にℙに落とし、さらにPPへ。美しくE母音保つ。支えと口を縦に!
来週12月15日は年内最後の練習日です。
1時半からサンアゼリア企画展示室でマエストロのご指導のもと
「Ave Maria」と「Intende voci」を歌います。
これまでに藤井先生、圭先生に習ったことを復習し、ご参加ください。
また、練習後、和光市駅前で忘年会を行います。
2時間余りですがマエストロを囲んで行います。
皆様のご参加お待ちしています。