マエストロ全体練習を行いました。
前回8月でしたから、4か月ぶりのレッスンでした。
フォーレ“レクイエム”
「何があっても通して歌いましょう!」とマエストロの初めの言葉でした。
苦笑いありながら聞いて頂きましたが、
その後、1番から止めながら指示を頂きました。
- ブレスを使いすぎないこと、ブレスマークがあるところまではノンブレスが基本です。
- フォーレレクイエムは様々な曲の中でも最も難しい曲です。とにかく和音の移動が素晴らしいのです。和音を一つずつ感じながら歌う必要がある。
- PPでの演奏が多いが、音程のあるPPを練習することも必要です。ヘナヘナなPPにはならないように体の中心に力を失わない。
- 母音を演奏する時、「あ」と「う」とでは微妙な音の違いが出ます。暗くなりがちな母音では明るく歌うことが重要です。
№. 1 Introit&Kyrie”
- ソプラノ歌いだし前にハミングしてみてください。例えば練習番号Eですが、ハミングから歌唱を始めて下さい。音が下がりにくいはずです。
№.2 Offertoire
- 90小節で転調があります、次のPPPでの演奏は音が上がって行くのに音量は下げなくてはいけません、全パートオルガンが聞こえるような声で歌ってください。
- 93小節のブレスマークは必ず全員ブレスすること。
№.3 Sanctus
- 練習番号Dからの言葉「excelsis」で、「シス」と絶対発音しないように。
№.5 Agnus Dei
№.6 Libera me
№.7 In paradisum
デュルフレ“レクイエム”
Ⅲ Domine Jesu Christe
- アルト、初めの演奏では、ダイナミクスをくっきり出してください。例えば「Rex gloria」ではpoco rin ℱ(リンフォルツァント)の指示、その部分をより強調してという意味。
- 練習番号26からの早く歌うところ、伴奏の細かい音符を感じてリズムが揃うように。
- そして、ダイナミクスをはっきり。
Ⅶ Luce æterna
1.練習番号80、光に満ちた音にする
練習録音をHP,団員専用サイトにアップしました。
欠席された皆様、お聞きいただき、楽譜に書き込み役立ててください。
次回は12月15日(日)午後1時半~圭先生の全体練習を行います。
サンアゼリア企画展示室にお集まりください。
声出しは1時半です、遅刻無きようにご来場ください。