今季2回目のアカアシオオクシコメツキ。
盛んにヤブガラシの花の蜜を舐めている。
ヤブガラシはビンボウカズラとも呼ばれているという。この植物に絡まれた家屋が貧相に見えるからだという。
我が家の庭にも生えている。
この蛾には特別の思いがある。
この蛾の幼虫はカッコウの仲間のツツドリの大好物だ。
産み付けられた卵は10月ごろになると、オニグルミの樹全体にクモの巣のような網を張り葉を喰い尽くす。
そこへやってくるのがツツドリだ。
2015年10月18日、裏山のオニグルミの樹で撮ったツツドリ。
ここのところセンノカミキリの姿が見えなかったが、一頭を見つけた。
産卵も終わり、今年はこの子が最後になりそう。
タラノキのあちこちに食痕や産卵したところが見られる。
スジボソコシブトハナバチはオオバギボウシの花が好きらしい。
先回もオオバギボウシの花にいた。
他にアキノタムラソウ、ツリフネソウもお気に入りのようだ。
口吻が長ーいので、こんな花の蜜を吸うのが得意なのかもしれない。
大物を撮ったのに忘れていた。 23日に撮影。
そろそろ出る頃だが、と上を見たらいたので可笑しくなった。
ウワミズザクラ、イヌザクラを食べる。開帳95-105mmと大きい。
飛ぶときはチョウのようにヒラヒラと舞う。
生き物の子供は外敵に弱いが、虫の幼虫も例外ではない。
ヨツボシホソバの幼虫が小さなアリの攻撃を受けていた。
必死に払いのけてはいたが、結局アリの食料になるのだろうか。
毒毛のある虫だが、弱い方を応援してしまう。
これも不明種フォルダーに入っていたのだが、ムネアカアリバチのオスではないかと思う。2016年9月4日に撮影。
メスはアリに似て翅が無く、地上を徘徊する。腹部には白い帯紋がある。オスは有翅で体が黒い。体長6~10ミリ。
メスは胸部が赤褐色でトゲムネアリバチ(Squamulotilla ardescens)に似ているが、本種は脚が黒いことで見分けられる(トゲムネアリバチの脚は赤~黄褐色)。
等と書かれている。
オスの画像はあまり見つからない。
写真は撮ってきても名前にたどり着けないときは不明フォルダーに入れておく。
意外なときに名前が判り、その時は大変うれしい。
下の写真は1年以上前に撮ったウスヅマクチバ。
幼虫はネムノキを食べるという。今回の成虫は樹液に来ていた。
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