てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

タマゴタケ

2019年07月11日 15時38分35秒 | 日記

 

 

まるで絵に画いたような見事なタマゴタケを見つけた。

よほど持ち帰って食べてみようかと思ったが、やはり怖い。

撮影してから枯れ葉で隠してきた。次回もっと大きくなったのを見られるかもしれない。


鮮美な色調を有することから、日本では有毒キノコのように誤解されがちだが、実は無毒であり優秀な食用キノコとして人気がある。

キノコ自体壊れやすいため、一般にはほとんど流通していない。茹でると煮汁に黄色い色素が出るため、色を楽しむには茹でずに焼いた方がいい。

味は強いうま味があり、フライ炊き込みご飯オムレツなどによく合う。殻を破る前の幼菌は生食されることもある。

等とある。


 


キバガの仲間の知恵------→  カレハヒメマルハキバガ

2019年07月11日 11時02分21秒 | 日記

 

 

 

 

 

 

偶然発見したのだが・・・

キバガの仲間らしい小さい蛾が飛んできて、慌てて葉先の尖がったところに走り寄り止まるのを見た。

すると、まるで葉先が枯れているように見えた。遠目ではムシがいるようには見えない。

なるほどと思っていると、あちこちで同じ光景が見つかる。

これは、まさしく葉隠れの術だ。

 ----追記---

 このキバガはカレハヒメマルハキバガだと判明した。

この葉隠れの術について触れられている方はいないようだ。

幼虫は枯葉を食べるという。偶然か。開帳11-14mm。



ヨフシハバチの泡巣と幼虫??

2019年07月11日 10時39分26秒 | 日記

 

 

 

 

シダの茎に白い泡が見えたので、しばらくぶりに中の幼虫を撮った。

しかし意外なことに黒い幼虫が出てきた。

ヨフシハバチの幼虫は白い筈だったからだ。種類が違うのだろうと思う。

調べてみると、日本産ヨフシハバチ科には、Blasticotoma属が4種、Runaria属が2種知られているという。

 

         2017年09月10日 に観察したヨフシハバチの幼虫。

         

 

 

 


オオモンクロクモバチ(オオモンクロベッコウ)の狩り

2019年07月11日 10時04分14秒 | 日記

 

 

 

 

伐採木の上でオオモンクロクモバチがセカセカと動き回っていた。

とりあえず撮影していると、近くに大きなクモがひっくりかえっているのが見えた。

それで状況が分かった。オオモンクロクモバチがアシダカグモを狩って麻酔注射をしたのだろう。

麻酔が効くのをまっているのだ。

その間にアリ等に持ち去られないように監視しているらしい。


しばらくすると飛び去った。クモを運び込むための既存の穴を探しに行ったのだ。

少し待っていると引き返してきた。

つづく。

 

 


クロハナボタルのペア

2019年07月11日 09時31分32秒 | 日記

 

 

 

 

 

葉っぱの先に黒い小さい虫を見つけた。カメラで覗くとホタルの仲間らしい。

調べてみるとクロハナボタルだという。前にも一度だけ記録があった。

 

東京23区内の虫 2様には。

外見が酷似する仲間には、コクロハナボタル、ヒメクロハナボタル、ニセクロハナボタル、カタアカハナボタルなどがいるが、コクロハナボタルとヒメクロハナボタルは都内では記録が無い。

等とある。


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