カラスヨトウとはよく名前を付けたものだ。
まるでカラスの濡れ羽色とそっくり。ストロボ使用。
越夏休眠,成虫越冬するという。(上の隙間にいつもいる)
偶然発見したのだが・・・
キバガの仲間らしい小さい蛾が飛んできて、慌てて葉先の尖がったところに走り寄り止まるのを見た。
すると、まるで葉先が枯れているように見えた。遠目ではムシがいるようには見えない。
なるほどと思っていると、あちこちで同じ光景が見つかる。
これは、まさしく葉隠れの術だ。
----追記---
このキバガはカレハヒメマルハキバガだと判明した。
この葉隠れの術について触れられている方はいないようだ。
幼虫は枯葉を食べるという。偶然か。開帳11-14mm。
シダの茎に白い泡が見えたので、しばらくぶりに中の幼虫を撮った。
しかし意外なことに黒い幼虫が出てきた。
ヨフシハバチの幼虫は白い筈だったからだ。種類が違うのだろうと思う。
調べてみると、日本産ヨフシハバチ科には、Blasticotoma属が4種、Runaria属が2種知られているという。
2017年09月10日 に観察したヨフシハバチの幼虫。
伐採木の上でオオモンクロクモバチがセカセカと動き回っていた。
とりあえず撮影していると、近くに大きなクモがひっくりかえっているのが見えた。
それで状況が分かった。オオモンクロクモバチがアシダカグモを狩って麻酔注射をしたのだろう。
麻酔が効くのをまっているのだ。
その間にアリ等に持ち去られないように監視しているらしい。
しばらくすると飛び去った。クモを運び込むための既存の穴を探しに行ったのだ。
少し待っていると引き返してきた。
つづく。
葉っぱの先に黒い小さい虫を見つけた。カメラで覗くとホタルの仲間らしい。
調べてみるとクロハナボタルだという。前にも一度だけ記録があった。
東京23区内の虫 2様には。
外見が酷似する仲間には、コクロハナボタル、ヒメクロハナボタル、ニセクロハナボタル、カタアカハナボタルなどがいるが、コクロハナボタルとヒメクロハナボタルは都内では記録が無い。
等とある。
一年前の記事
スミナガシ幼虫 ハサミツノカメムシ ♀ ルリボシカミキリ ヨツボシワシグモの習性 ? セマダラナガシンクイ
ルリシジミの産卵 ニホンアマガエル 夏空にアオサギ ウスオビカクケシキスイ ヤブガラシグンバイ