久しぶりに時間がとれたので、いっちゃんさんと映画に出かけてきました。
「のだめ・・・」を観ようか、「アリス・・・」を観ようか、随分悩んだのですが、いっちゃんさんがアリスをご指名だったので、まずは「アリス・イン・ワンダーランド」を観ることに・・・。
席は予約してあったので余裕で観れましたが、映画館につくと長蛇の列。
観終わった後もまだ列が続いていました。
私はいつもe席リザーブで予約します。
そうすると時間ギリギリに着いてもすぐ入れるし、席はとってもいいところがとれるし、大満足です。
ホントに楽ちんですよ。
さて、本題に・・・
「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」のヒロインのアリスが19歳になって新たな冒険に出かける物語です。
3Dで観ましたが、映像はとても綺麗でした。
アリスを演じるミア・ワシコウスカは、とても可愛かったし、帽子屋マッドハッターのジョニー・デップは、流石だし・・・。
私的にはチェシャ猫が好きかな・・・。
はらはらするとか感動するとか、そんな感じの映画ではないけれど、ファンタジーな奇想天外な世界の中に、自分も迷い込んだような・・・。
いろいろな感じ方の出来る映画です。
ストーリー的にはわかりやすく単純だけれど、子供だけでなく大人も楽しめる作品になっています。
アリス自身が人と違うことで、自信もなく、自分の進む道さえ決められない。
でも、ワンダーランドを旅する事でアリス自身が成長し、決断し自分の足で歩いていくようになります。
アリス自身の心の中の世界なのかも・・・。
動物達を虐待し、誰からも愛されない赤の女王。
そして慈悲深い白の女王。
でも、私はあまのじゃくなのか、白の女王もどこか歪んでいるように見えました。
心が伴わない言葉だったり、自分の手を汚さず人を戦わせたり・・・。
善悪で割り切れない感じです。
きっと不思議な世界なのだから、それでいいんでしょうね。
善と思っていたものが、実は悪で、悪と思っていたものが実は善だったり・・・。
ワンダーランドですものね。