Little kitchen うえすとこーすと

ランチとスイーツのお店
素材を生かした手作りランチと季節のロールケーキ・シフォンケーキ・焼き菓子などを作っています。

「ちいさなちいさな王様」~♪

2013-01-27 03:17:53 | 家族

お友達のブログで紹介されていた「ちいさなちいさな王様」

3突然現れた人差し指サイズのちいさないばりん坊の王様。

本のあちこちには素敵なミヒャエル・ゾーヴァの挿絵が散りばめられ、文章の中には、はっとされられることも・・・。


成長とともに身体が縮み、記憶も失っていく王様の世界。

それとは逆に、人間の世界では歳をとる毎に身体は大きくなり、知識も得て賢くなっていきます。

それを聴いた王様はこう言います。

「おれはな、おまえたちが、どんどん大きくなっていくっていう話は、やっぱり本当はちがうのではないかと思う。おそらく、単にそう見えるだけなのではないか、とな」

 

「おまえたちは、はじめにすべての可能性を与えられているのに、毎日、それが少しずつ奪われて縮んでいくのだ。それに、幼いうちは、おまえたちは、知っていることが少ないかわりに、想像の世界がやたら大きいのではなかったかね?」


ふっと立ち止まって、空や星をのんびり眺めたくなるようなそんな気分。


この本はすぐに購入して読んだのですが、今、身近に赤ちゃんがいると、改めて王様の言葉が響きます。

生まれたばかりの赤ちゃんですが、ちゃんと耳も聴こえていて、目も見えていて・・・。

本当はみんなわかっているのではないかしら・・・と思うのです。

大人の話していることもちゃんとわかっているのだけれど、話せないだけで・・・。


以前、何かの本で読んだことがあるのですが、生まれた時はどこの国の言葉も話せる可能性はあるのだけれど、自分に必要がない国の言葉は自然と忘れていくと・・・。

先日フランス人の方がいらして、赤ちゃんを抱っこして、フランス語で話しかけてくれていました。

その時もじっと顔を見ながら、それを聞いて、笑って、まるで言葉がわかるような感じで・・・。

赤ちゃんって、想像以上にいろんなことをわかっているのでは・・・なんて思いました。

生まれた頃の記憶は、話しかけの頃に話してくれたりするものなので、もう少し大きくなったら聞いてみようかな・・・と思います。


うちの子ども達は、結構小さな頃の記憶があって、娘は1歳までの記憶もあります。

末っ子は今でこそ忘れてしまったようですが、幼い頃、生まれた時のことを話してくれました。

「暗いし、僕は早く外に出たかったのに、まだって言われて、ずっと待ってたんだよ。」

「もういいよ。」って言ったから、出てきたんだよ。

「待ちくたびれたよ。」

ちょうど、娘の幼稚園と長男の保育所の運動会が2日連続であって、子ども達はお母さんが必ず来てくれなきゃ嫌だというし、これが済むまでは・・・とお腹に「もう少し待ってね」とお願いしていました。

そして運動会が終わった後「もういいよ」と言って、その晩陣痛が始まり、出産しました。

息子の言うとおりなんです。

だからちゃんと聞いてくれていたんだなぁ・・・と思っています。

Lineribonpink





最近の来瞳(くるみ)ちゃんです。

2
随分しっかりしてきました。

私は「ちゃーちゃん」。

いっちゃんさんは「おじいちゃん」の「おじ」をとって「いーちゃん」と呼んでもらうみたいです。

しっかり育ジイしていますよ。

(育ジイと呼ぶと怒ります。)

実は産院でも陣痛で分娩室にいる時、いっちゃんさんが病院に到着したのですが、看護婦さんに旦那さんと勘違いされて、「旦那さんが到着しましたよ」と言われました。

振り返った私達に満面の笑みのいっちゃんさん。

「あっ、旦那さんじゃなくて、おじいちゃんです。」

訂正したのは言うまでもありません(笑)


コメント (2)
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