アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ブラームスのワルツ、再び

2006年11月09日 | ピアノ全般
ピアノのレッスン課題として、
ドビュッシーとシューベルトに親しんでいる今日この頃。

それとは別に、
ブラームスのソナタ第3番第2楽章も、
ゆ~っくり、ゆ~~っくり進めています。
こちらは、まだまだまだです。
1年後くらいに弾けるようになっていれば・・と思います。

ここへ来て、久しぶりにブラームスのワルツを
もう1曲弾いてみようという気持ちになりました。

何曲か組み合わせるつもりなので、
他の曲とのバランスや兼ね合いから、
長調の曲に白羽の矢を立てています。

今夜、楽譜を眺めながら考えようと思います。

うふふ・・楽しい時間。。。(*^^*)

発声の制限

2006年11月09日 | 雑記
数日前、義父がちょっとした手術を受けた。
日帰りなので、入院する必要はなかった。

義父は少し前から声が出にくくなっており、
一所懸命に話をしても、かすれたような声なので、
慣れない相手には、なかなか通じない。

人間、話が通じないということは、
かなり辛いことだと思う。
コミュニケーションがとれないからだ。

腫瘍か何かができているのかも?
・・という不安もあり、検査してもらった結果、
特に何でもないということがわかり、一安心。

では、なぜ声が出ないのか?
加齢により声帯が痩せてしまい、
上手く働いていないとのこと。

声帯にコラーゲンを注入すれば、
また普通に話せるようになるという。
注射器のようなもので注入するので、
切開する必要はなく、本人の負担も小さい。
術後の食事制限も一切ない。

しかし、手術直後は、精神的に大変だった。
術後3日間は、話をしてはいけないとのこと。
声帯を安静に保たないと、注入したコラーゲンが
流出してしまう可能性があるからだ。
そうなってしまうと、元の木阿弥。

話すこともだが、咳なども声帯への負担が大きいので、
なるべく抑えるようにとのこと。

しかし、人間、実際は声が出るのに、
意識して声を出さずに3日間生活するということは、
かなり大変なことである。
声を出して笑うことも、避けなければならない。

義父は話すことが大好きなので、
声を発することを我慢するのは、
余計に大変なことだったと思う。

人間は、ひとりでいても、
何らかの音声を発することは多々ある。
それを3日間、完璧に我慢するのは、
不可能に近いかもしれない。

義父に話しかける前には、
声を出さないようにと念押ししてから、
用件のみを話すようにしていたが、
義父の口からは、つい言葉が漏れる・・。
筆談にしても、「あぁ・・」と声が出てしまう。

それでも、どうにか、3日間が過ぎた。
でも、これですべてOKというわけではなく、
期間を空けて、また同じことを
2回は繰り返さなくてはならない。

早く一段落して、義父と支障なく話せる日が来るのを、
とても待ち遠しく思っている。

ノギク (野菊)

2006年11月09日 | 誕生花
   

<11月 9日の誕生花>
  ノギク (シマカンギク)
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Chrysanthemum indicum (らしい?)
   ・自生地 : 本州(近畿~九州)
   ・別名 : アブラギク、ハマカンギク

<花言葉>
  清爽、清浄、高潔、繊細

今日の誕生花、ノキク(シマカンギク)の
花色は、黄です。

開花時期は、10月頃~12月頃です。

近畿地方~九州地方の、
日当たりのよい山麓に自生しています。
西日本の野菊の代表格と言っても、
過言ではなさそうです。

シマカンギクは「島寒菊」と書きます。
「カンギク(寒菊)」は、
寒い気候でも花が咲くことから、そう呼ばれます。

「ハマカンギク(浜寒菊)」というキクもあります。
「島」に対して、海の近くに咲くカンギクを、
ハマカンギクと呼んで区別したらしいです。

シマカンギクの「島」の由来は不明のようですが、
「シマカンギク」と「ハマカンギク」を並べると、
海辺に咲く寒菊が「浜寒菊」であり、
陸地に咲く寒菊が「島寒菊」なのですから、
その辺の区別のために「島」という言葉が
つけられたのかもしれません。

もしくは、どこか特定の場所を指して
「島」と呼んでいたのかもしれません。

名前の由来については、まだ調査不足です。

「アブラギク(油菊)」とも呼ばれます。
これは、江戸時代に、花を油に浸して、
火傷や切り傷の薬に使ったことから。

単に「ノギク(野菊)」と言っても、その定義は曖昧です。
山野に自生する菊全般を指す言葉のような印象があります。
シマカンギクだけでなく、ノコンギク、ノジギク、ヤマシロギク、
イナカギク、ヨメナ、ユウガギク、などなど、列挙しきれません。

キクは、秋になり、日が短くなり、寒くなると、
花の芽ができてくるという性質があります。
木々の葉が紅葉する頃、足下では菊の花が色とりどり・・
・・なのですね。