アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

気持ちの視野

2006年11月27日 | 
今日はちょっとした用事があり、近所の友人を訪ねました。
彼女が昨日のイベントに来ていたことは、
偶然会ったので知っていました。
でも、私たちのサークルが歌っていた時、
彼女が客席にいたことまでは知りませんでした。
それも、前から3列目で、私のほぼ正面だったそうで。。(;^_^A

彼女 : 客席の方、全然見ていなかったでしょう?

私  : そういえば、何となくは目に入っていたけれど、
     見てはいなかったわね。指揮の先生ばかりで。。

彼女 : 手を振ろうかなぁ・・・と思ったんだけど、
     目が合いそうになかったから、やめちゃったワ。


私  : そっかぁ~。そーだったのねぇ・・。

ほとんど緊張しないで歌えるくらいの舞台(一応)でしたし、
場所が場所だけに、友人知人が客席にいる可能性は
大いにあるわけで…。

舞台の上(客席の前)に並んで、実際に先生が指揮を始めるまで、
少しだけ時間的な余裕があります。
その時間を利用して、ザッと客席を見回してみるくらいの
気持ちの余裕を持つとよさそうです。

ピアノのステージでは、まだ、そこまではできそうにありませんが、
歌ならば、どうにかできそうです☆ o(*^^*)o

次回(多分来年の同じイベントで)は、
そうできたらいいな、と思います。

ちなみに、彼女。
ジャンルは違いますが、とても歌が上手です。
ステージの上では、余裕を持って遊べるくらいで、
観客を楽しませるパフォーマンスができる人なのです。

彼女には、教わることが多いと、
いつも思う私です。

山茶花梅雨 (さざんかつゆ)

2006年11月27日 | ことば
ここ数日、東京地方は雨模様です。

季節の変わり目は大気が不安定になり、
はっきりしないお天気が続いたりしますね。

秋から冬に向かう今の時季、山茶花咲く頃に、
たくさん降る雨のことを 山茶花梅雨 と呼んでいます。

春先の 菜種梅雨 や、秋口の 秋霖 ほどは、
知られていないようにも思うのですが?

最近、テレビの気象情報等で、
山茶花梅雨という言葉が、頻繁に出てくるように感じます。
それだけでなく、気象に関する豆知識が
近年は増えているような?

私自身の興味の問題かしら?
とも思ったのですが、もしかしたら・・
気象予報士さんの登場により、テレビの気象情報が、
単なるお天気予報だけではなくなったのかも?
そんな風にも思いました。

山茶花梅雨ということは、お天気が回復して安定する頃、
私たちは本格的な冬の訪れを実感するのでしょうか。。。

季節の変わり目ごとに降る雨。
まるで、季節と季節を仕切るカーテンのようです。

ヌルデ (白膠木)

2006年11月27日 | 誕生花
   

<11月27日の誕生花>
  ヌルデ
   ・漆(うるし)科
   ・学名 : Rhus javanica
         Rhus = ウルシ属
         javanica = ジャワ島の
   ・原産地 : 南アメリカ、アジア
   ・別名 : 五倍子の木(フシノキ)
   ・英名 : Sumac

<花言葉>
  信仰、華やか、壮麗、知的な美点

今日の誕生花のヌルデの
花色は、白です。

開花時期は、8月頃~9月頃です。
泡が吹いたような形の花が咲きます。

葉は、わりと早くから紅葉します。

木に傷をつけると、白い漆液が出ます。
この樹液が肌につくと、かぶれるかもしれません。
「かぶれない」という記述もありますが、
それぞれの体質にもよりけりなので、何ともです。

また、この漆液を物に塗っていたことから、
「ヌルデ」という名前が付けられたとも。

葉に虫(アブラムシの一種)が寄生すると、
五倍子(ふし)と呼ばれる虫こぶができます。
その五倍子は、タンニンが豊富で、
皮なめしに用いられたり、黒色染料の原料として
利用されていたそうです。

また、秋頃、成虫が飛び出す前の虫こぶを採取し、
熱湯に浸して中の虫を殺して、乾燥させたものを
生薬として利用することもあるようです。

生薬としては、
五倍子(ごばいし)または付子(ふし)と呼ばれます。
こちらは、腫れ物、歯痛などに効果があるそうです。

改めて、植物って凄いなぁ~と思います。
それと同時に、その効用を発見し、
実用にこぎ着けた人々も、凄いですね!