<11月17日の誕生花>
フキ
・菊(きく)科
・学名 : Petasites japonicus
Petasites = フキ属
japonicus = 日本の
・原産地 : 日本
・別名 : 蕗の姑(ふきのしゅうとめ)
・別表記 : 苳
・英名 : Butterbur
<花言葉>
公平、私を認めて
今日の誕生花、フキの
花色は、黄、淡黄、白です。
フキノトウ(蕗の薹)がフキの花です。
開花時期は、2月頃~4月頃です。
茎は、地上で伸びるのではなく、地下茎です。
葉より先に花茎が出てきます。
これがフキノトウ(蕗の薹)なのですね。
冬に黄色の花を咲かせるところから、
「冬黄(ふゆき)」がつまって「フキ」になったとか。
また、古くには「布々岐(ふふき)」とも呼ばれていたそうです。
北海道や東北には巨大なふきが自生しており、
この野生種を栽培したのが「秋田ふき」です。
葉の直径1メートル、高さ2メートルと、大きいですね。
葉の下で雨宿りをしたり、傘(日傘)代わりになるくらい。
葉は堅くて、食べると苦みがあるようです。
北海道のアイヌの伝説に、
コロポックル(korpokkur)という小人がいます。
アイヌ語では「p」と「b」の音を区別しないので、
「コロボックル」とも呼ばれます。
(私は「b」の方がお馴染みでした。)
コロポックルとは、アイヌ語で「フキの葉の下の人」という意味で、
フキの葉1枚の下に10人が入れるくらいの小人だとか。
あなたも、大きなフキの葉の下に立つと、
別世界に迷い込んだような気分になるかもしれません。