アンダンテ ~私の歩幅で~

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フキ (蕗)

2006年11月17日 | 誕生花
   

<11月17日の誕生花>
  フキ
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Petasites japonicus
         Petasites = フキ属
         japonicus = 日本の
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : 蕗の姑(ふきのしゅうとめ)
   ・別表記 : 苳
   ・英名 : Butterbur

<花言葉>
  公平、私を認めて

今日の誕生花、フキの
花色は、黄、淡黄、白です。
フキノトウ(蕗の薹)がフキの花です。

開花時期は、2月頃~4月頃です。

茎は、地上で伸びるのではなく、地下茎です。
葉より先に花茎が出てきます。
これがフキノトウ(蕗の薹)なのですね。

冬に黄色の花を咲かせるところから、
「冬黄(ふゆき)」がつまって「フキ」になったとか。
また、古くには「布々岐(ふふき)」とも呼ばれていたそうです。

北海道や東北には巨大なふきが自生しており、
この野生種を栽培したのが「秋田ふき」です。

葉の直径1メートル、高さ2メートルと、大きいですね。
葉の下で雨宿りをしたり、傘(日傘)代わりになるくらい。
葉は堅くて、食べると苦みがあるようです。

北海道のアイヌの伝説に、
コロポックル(korpokkur)という小人がいます。
アイヌ語では「p」と「b」の音を区別しないので、
「コロボックル」とも呼ばれます。
(私は「b」の方がお馴染みでした。)

コロポックルとは、アイヌ語で「フキの葉の下の人」という意味で、
フキの葉1枚の下に10人が入れるくらいの小人だとか。

あなたも、大きなフキの葉の下に立つと、
別世界に迷い込んだような気分になるかもしれません。