アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ブラームスのワルツ第12番

2006年11月20日 | ピアノ全般
 
ブラームスのワルツを、何かもう1曲弾こうと考えていました。
今回は、12番を弾くことに決めました。

深く、崇高な雰囲気さえ漂う12番。
「ワルツ」=「軽やか」という連想をしてしまうと、
そこには当てはまらない曲だと思います。

ブラームス自身が
シューベルトふうな形の無邪気な小さいワルツ
と称したとされる、このワルツ集。

1曲1曲は、楽譜1ページ程度の本当に小さな作品で、
派手さも、あまりありません。
その短い中にも、それぞれのエッセンスが盛り込まれ、
そのどれもが独特な光を放っている、
私の大好きな曲集です。



ヘンレ社の楽譜です。
しかし、光の加減か、フラッシュの影響か何かで、
あの独特な色がとんでしまい、白っぽく写ってしまいました。。(;^_^A


実際は、ほぼこのような色をしています。
ちなみに、この色は「スレートブルー」という名前です。

ツワブキ (石蕗)

2006年11月20日 | 誕生花
   

<11月20日の誕生花>
  ツワブキ
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Farfugium japonicum
         Farfugium = ツワブキ属
         japonicum = 日本の
   ・原産地 : 日本
   ・別名 : たく吾(タクゴ)
   ・英名 : Japanese silverleaf

<花言葉>
  困難に傷つけられない、愛よよみがえれ、
  謙遜、謙譲、先を見通す能力

今日の誕生花、ツワブキの
花色は、黄です。

開花時期は、10月頃~12月頃です。

関東以西の暖かい地方では、
海岸の岩上や崖などに自生しています。
花が終わると、タンポポの綿毛のような種ができます。
葉は、蕗(ふき)に似ています。

ツワブキという名前。
形が蕗の葉に似ており、光沢があることから、
「艶葉蕗(つやばぶき)」と呼ばれ、
それが転じて「つわぶき」になったそうです。

江戸時代から栽培されており、品種の改良も進んだ古典園芸種。
葉に黄斑や白斑が入る品種は、日本庭園などに使われるようです。
切花としても使われます。

葉柄は食用や漢方薬にも用いられます。
煮物や佃煮などにされています。
風味は、普通のフキと変わらないとか。

特に九州地方で、よく食べられているようです。
奄美地方では、大晦日に欠かせない料理のひとつとして、
豚骨とツワブキの煮物があるようです。

フキは、春の香りを告げてくれるイメージがありますが、
奄美地方では、新春の食卓にお目見えするのですね。