ブラームスのワルツを、何かもう1曲弾こうと考えていました。
今回は、12番を弾くことに決めました。
深く、崇高な雰囲気さえ漂う12番。
「ワルツ」=「軽やか」という連想をしてしまうと、
そこには当てはまらない曲だと思います。
ブラームス自身が
シューベルトふうな形の無邪気な小さいワルツ
と称したとされる、このワルツ集。
1曲1曲は、楽譜1ページ程度の本当に小さな作品で、
派手さも、あまりありません。
その短い中にも、それぞれのエッセンスが盛り込まれ、
そのどれもが独特な光を放っている、
私の大好きな曲集です。
ヘンレ社の楽譜です。
しかし、光の加減か、フラッシュの影響か何かで、
あの独特な色がとんでしまい、白っぽく写ってしまいました。。(;^_^A
実際は、ほぼこのような色をしています。
ちなみに、この色は「スレートブルー」という名前です。