アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

甘 酒

2006年11月15日 | 
今日も秋晴れ~♪
かと思っていたら、怪しげな雲が出てきて、
にわか雨が降りました。

雨が降った後は、急に気温が下がったように感じます。
キッチン等での水仕事も
「冷たい」と感じるようになりました。
晩秋から初冬へと、少しずつ移り変わっていく時季ですね。

今日、この秋初めて、甘酒を飲みました。
さすがに夏場は、甘酒を飲もうとは思いません。

ところが、この甘酒。
俳句の季語では に分類されています。
江戸時代から大正時代くらいまでは、夏の飲物だったようです。
特に江戸時代、甘酒売りは夏の風物詩だったとか。

ビタミンや必須アミノ酸等、
人間にとって不可欠な栄養素を多く含んでいる甘酒。

暑いときに飲む熱い甘酒。
暑気払いできますし、夏バテ防止にもなります。
冷蔵庫のない時代。
ひとつの生活の知恵だったのでしょうね。

ポポー

2006年11月15日 | 誕生花
   

<11月15日の誕生花>
  ポポー
   ・蕃茘枝科(ばんれいし)科
   ・学名 : Asimina triloba (L.) Dunal
         Asimina = アシミナ属
         triloba = トリロバ種
   ・原産地 : 北アメリカ (明治時代中期に渡来)
   ・和名 : アケビガキ(木通柿)
   ・別名 : ポポーノキ、ポーポー、
        Indiana Banana(インディアナのバナナ)、他
   ・英名 : Pawpaw

<花言葉>
  健康

今日の誕生花、ポポーの
花色は、紫褐です。
葉は、コショウを焦がしたような香りがするとか。

開花時期は、春です。
チョコレート色の花びらで、下向きに咲きます。

明治時代に渡来した頃は、大変高価だったとか。

日本では「木通柿(アケビガキ)」と呼ばれるのに対して、
アメリカでは「インディアナのバナナ」と呼ばれています。

このポポーの果実。
日本でお馴染みの果物では、
「アケビ」+「カキ」 で表現されています。
味もでしょうけれど、見た目がアケビに似ているからかも。

アメリカでは、
「バナナ」+「パイナップル」+「マンゴー」
を混合したような味でクリーミーな食感とか。

種にはアルカロイドが含まれており、有毒です。
アメリカでは、昔から、つぶした種を布等に包み、
殺虫剤として使用されてきました。

英語で「pawpaw」と書くこの植物。
goo辞書で少し調べてみました。

まず、pawpaw を英和で検索すると
 =papaw
とだけ出てきます。
そこで今度は papaw を検索してみると、
 n. ポーポー(の木・実) ((北米産)); =papaya
と出てきます。

ビックリしたのは最後の部分。
パパイヤと同じ!?
ということは、ポポーってパパイヤのこと???

でも、パパイヤはパパイヤ科で、
学名が Carica papaya なので、
おそらく別物だと思うのですが??
それとも、市場では同じ枠に入るのかしら?