アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

囲まれて・・

2007年01月19日 | ピアノ全般
先日、歌のサークルでの練習は、
普段よりも早めに終わりました。
時計を見ると、あと20分は音楽室を使うことができます。
そこで私は、少しだけピアノを貸してもらうことにしました。

皆の帰り支度が整う頃、私はピアノを弾き始めました。
バッハの「平均律第1巻第1番 前奏曲」です。

すると、メンバーのうち何人かがピアノの周りに集まってきて、
私の両脇にもそれぞれ・・。

こんなに至近距離に、こんなにたくさん(10人弱ですが)
の人がいるところで、ピアノを弾くのは初めてです!
小さい頃からピアノを習っている人ならば、
学生時代に、クラスメイトやお友達が近くにいるその中で、
ピアノを弾いたことが、何回もあると思います。

私、緊張はしたのですが、思ったほどは緊張しませんでした。
(少しだけ緊張!)

私の両脇に立っていた人が、話しかけてきます。
私はピアノを弾く手を止めることなく、応答していました。
内心、「わっ! ピアノ弾きながらお喋りできてる!?」
なんて思いながら。。。(笑)

バッハのこの曲。
グノーのアヴェマリアの伴奏としても、よく使われます。
その際は、独奏版にプラスもう1小節加わります。

私は、最初の先生のとき、
先生がアヴェマリアの主旋律をエレクトーンで弾き、
私がバッハをピアノで、というアンサンブルの経験があります。
この曲を、1小節多い楽譜で弾いたのは、そのときだけでした。
その後はずっと本来の独奏版で弾いています。

ところがです。
お喋りの方に意識が傾いていたこともありますが、
ピアノの方は、アンサンブル版のエクストラな1小節まで、
私は弾いていたのです。
それには、私自身もビックリ!
もう何年も弾いていない小節なのに。。

人がすぐそばにいて私の演奏を聴いている、
という状況が、引き出してきた1小節なのかもしれません。



私の傍らに立っていたひとりの方。
実は彼女、1年ほど前からピアノを習い始めたそうで。
そこで私は席を譲り、彼女にもピアノ演奏してもらいました。

まだ初歩の簡単な曲ばかりでしたが、
3曲暗譜で、ほぼノーミスで演奏していました!
素晴らしい☆

新たなピアノ仲間が身近に増えて、
これからが楽しみです♪

コンロンカ (崑崙花)

2007年01月19日 | 誕生花
   

<1月19日の誕生花>
  コンロンカ
   ・茜(あかね)科
   ・学名 : Mussaenda parviflora
         Mussaenda = コンロンカ属
         parviflora = 小形の花の
   ・原産地 : 中国、種子島~台湾
   ・別名 : ハンカチの木

<花言葉>
  神話

今日の誕生花、コンロンカの
花色は、黄、淡黄です。

開花時期は、6月頃~9月頃。

花は小さく、散房状に咲きます。
そして、それぞれの花の萼片の1枚が、
ポインセチアのように花弁状に大きくなります。
白い葉のように見えるのは、実は萼片なのですね。

コンロンカという、ちょっと不思議な名前。
中国伝説の山、崑崙山に積もる雪のイメージが、
この花の名前の由来だそうです。

この名前があるから、花言葉も神話なのでしょうね。
山には神秘があるように思います。

いろいろ調べていたら、
別名が「ハンカチの木」のようです。
まるで白いハンカチが生えているようだから、
なのでしょうか?