アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

樺 色

2007年11月09日 | 誕生色
今日11月9日は、ベルリンの壁崩壊の日 です。

1989(平成元)年。
ドイツの西ベルリンを囲んでいた ベルリンの壁
取り壊されました。

頑丈なベルリンの壁が壊される日が訪れることなど、
私は、あまり考えたことがありませんでした。
「そういうもの」として、受け入れていただけで…。

ベルリンの壁があった頃は、心の中にも壁があって、
西欧と東欧を、別扱いしていたようなところも、
たくさんあったのではないかと想像しています。

目に見えるベルリンの壁がなくなったことにより、
きっと、多くの人々の心からも、壁がなくなって、
東欧の国々の民主化や、米ソ冷戦終結にも、
少なからず影響を与えたように思っています。


■11月9日の誕生色 

   樺色 (かばいろ)
     楽天主義、大胆、向上心、自信

 とっても楽天的な考え方をするのでしょう。
 ということは、基本的にくよくよせず、きっとポジティブ。
 そのような考え方がベースとなり、自分に自信を持ち、
 大胆に考え、さらに行動することができそうです。
 常に、さらなる上へ、前へと、向かっているのでしょうね。

 樺色。
 蒲の穂(雄花)のような色。
 そのことから、蒲色 とも表記されるようです。
 これが、見事な茶色!
 (気になる方は、ガマ をご覧ください。)

  というのは、ここでは、桜の樹皮のこと。
 広辞苑には、「カニハの転」 と書かれています。
 カニハはアイヌ語で、そこから転じて使われているようです。

 桜の一品種に 樺桜 があります。
 源氏物語(野分)にも、桜の花が咲き乱れた様子が
 書かれていたりします。

 また、平安朝の襲(かさね)の色目にも、樺桜があります。
 表が蘇芳(すおう)、裏が赤花か、中倍(なかべ)に薄紅
 というパターンと、表が紫で、裏が青というパターンの、
 2通り(それ以上とも?)は、あったようです。
 
 ちなみに、蘇芳は、マメ科の小高木で、
 古くから重要な赤色染料とされています。

 この樺桜と、水草の蒲の穂とは、
 色的な区別が特にないまま、ずっと使われてきたようです。

 近世になってから、蒲の穂の色を「蒲茶」または「樺茶」
 と呼び、やや茶の色合いを強調しているかのようです。

 樺桜の樹皮の色。
 白い桜の花を支える、桜の幹と枝。

 花が咲くことができるのは、幹や枝があるから。
 白い花が映えるのは、幹や枝の色があるから。
 
■11月9日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ノギク 清爽
サザンカ 理想の恋
ジュズダマ 祈り
チャービル 正直
ミルラ 真実
ルピナス あなたは私の安らぎ
マネッチャ 名声
ランタナ 厳格
コウヤボウキ 働き者

ピアノの演奏

2007年11月09日 | ピアノ全般
ピアノを弾くことと、ピアノを演奏すること。
少し違うような気がします。

今までの私は、ただピアノを弾いていたように思います。

ようやく少しだけ、演奏するということが、
わかってきたように感じています。

ピアノのテクニックは当然で、
私には、まだまだ先の長い道のりですが、
少しずつ進めるしかありません。

それプラス・・・

 ♪ 作品を理解すること。
 ♪ どう表現するか決めること。
 ♪ 自分の中に音楽を持つこと。
 ♪ 自分の中にあるものを、きちんと外に出すこと。
 ♪ 自分の音楽に、もっと耳を傾けること。

・・・と、まだまだエンドレスですが。

今はとっても中途半端で、
言葉で表現するのは、すごく難しいのですが、
今感じる手応えを、少しでも確実なものにしたいと思っています。