アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

抹茶色

2007年11月22日 | 誕生色
キーンとした冷たい空気が、心地よい。

吸い込まれそうな冬の青空に、
ドライアイスから流れ出たような雲が浮かんでいる。

雲を、掴むことができないと知ったのは、
いつのことだったかしら?

幼い頃。
雲は、ふかふかのクッションのようなものだと、
ずっと思っていた。


■11月22日の誕生色 

   抹茶色 (まっちゃいろ)
     信条、理想、器量、積極的

 自分の信条をしっかりと持ち、理想に向かって、
 積極的に、かなりの努力をしそうです。
 自分のことだけでなく、他人のことも気にかけることができる、
 充分な器量の持ち主なのでしょうね。

 抹茶色。
 ご存じ、飲む抹茶の渋い薄緑色ですね。

 思いの外、新しい色名のようです。

 単に「お茶」と言う場合、現代では 煎茶 のこと。
 抹茶のことは、「抹茶」と呼びますね。

 緑茶色 という色名があるのですが、
 こちらは、煎茶等の茶葉の色を指しているようです。

 英語で、日本茶のことをグリーンティーと呼びます。
 この「グリーン」が、飲む状態のお茶の色のことなのか、
 茶葉の色のことなのか、よくわかりません。

 英語で、紅茶はブラックティーです。
 こちらは、カップに入った飲む状態のお茶ではなく、
 茶葉の色から名付けられたようです。
 そう考えると、グリーンティーも、茶葉の色なのでしょうか?

 抹茶も、グリーンティー。
 茶葉ではなく粉末であることを表現する場合は、
 「粉状の」という意味の powdered をつけます。

 抹茶を使ったお菓子等も、たくさんありますね。
 ケーキ、プリン、アイスクリーム、チョコレート、
 羊羹、カステラ、抹茶オレ、エトセトラ。

 茶道から、気軽な一口まで、
 ものすごく幅広い、抹茶。

 かなり多くのことに対応できて、その上、多くの人に愛される。
 抹茶は、とても多くのステキを含んでいる色なのでしょうね。

■11月22日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
サンショウ 魅惑
アロエ 健康
ヘビノボラズ 気むずかしさ
ポインセチア 博愛
メギ 過敏
ツルウメモドキ 真実
キンバイソウ 品位
リンドウ 淋しい愛情
アングレカム 祈り
バラ (白) 私はあなたにふさわしい

難しい音楽用語 (5)

2007年11月22日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、舞踊音楽

フラメンコも、舞踊音楽に入るの?。。σ(^◇^;;

舞踊音楽・・英語では、ballet music で、
バレエのために作られた音楽なのですね。

バレエは、言葉や歌を用いずに、身体の動作だけで、
主題やストーリーを表現するものです。

バレエの起源はとても古く、古代エジプトの宗教劇や、
古代ギリシャ、古代ローマなどにまで、さかのぼるようです。

直接の起源としては、15世紀頃のイタリアで
貴族たちの余興として行われていた パントマイム とか。

その後、フランス宮廷に取り入れられ、発達、定着したようです。

バレエ (ballet) の語源は、ラテン語の ballo で、「踊る」という意味。

言葉もまた、踊りと共に、イタリア経由でフランスに入り、
フランスで定着したのでしょう。
そのため、バレエ用語にはフランス語が多いのですね。

歌劇の一部として取り入れられることもあるようですが、
バレエとして、観客対象の舞踊へと発達してきました。

そして、舞踊音楽としてのバレエが確立したのは、
19世紀半ば頃のようです。

実は、バラード も、元々は踊りを伴う音楽で、
語源はバレエと同じなのですね。