アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ダヴグレイ

2007年11月20日 | 誕生色
緑色の木々に、寒い空気が訪れる度、
葉は暖かい色へと変わっていく。

北から吹いてくる風に促され、
木々から葉が旅立っていく。

木から離れた葉は、空へと向かい、宙を舞い、
やがて、地面に降りていく。

本来ならば、土と同化するであろう葉も、
アスファルトの上に落ちてしまうと、掃き集められていく。

掃き集められた落ち葉の一部は、たき火の役割を担い、
煙となって、天に昇っていく。

最後の一枚の「葉っぱのフレディ」も、
もうじき木の枝を離れていく。


■11月20日の誕生色 

   ダヴグレイ (dove grey)
     気まぐれ、おおらか、芸術、生命力

 気まぐれですが、深刻ではないのでしょう。
 おおらかなので、小さいことは気にしないのでしょうね。
 すべては、前向きに進もうとする現れなのかもしれません。
 生命力がみなぎっているようです。
 芸術的センスが抜群なので、その点が、気まぐれなように、
 勘違いされてしまうのかもしれませんね。

 ダヴグレイ。
 鳩の羽毛の紫がかったグレイ。

 dove は、厳密には、小形の野生鳩を指す言葉で、
 詩的表現に使われることも多いようです。
 鳩と言うと pigeon の方がお馴染みかもしれません。

 鳩羽鼠 (10月21日の誕生色)という色と
 鳩羽紫 (10月28日の誕生色)もあります。
 これらの色よりも、グレイみが強いようですね。

 別の言い方をすると、
 鳩羽鼠や鳩羽紫よりも、やや黒に近いグレイなのです。

 グレイという色は、白と黒の真ん中の色。
 ですが、白と黒を1対1で混ぜても、グレイにはならず、
 黒に近いグレイになってしまいます。

 黒は、赤か青を、う~んと濃くした色。
 そして紫という色は、赤と青の間の色。

 ダヴグレイは、何とも微妙な位置にある色なのですね。

 何気ないようでいて、考えると実はスゴイ!
 ダヴグレイは、そんな絶妙な色なのかもしれません。

■11月20日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ツワブキ 愛よよみがえれ
ウシノシタクサ あなたが信じられない
カラスウリ よき便り
モミ 永遠
ウインターコスモス 調和
カーネーション (赤) 清らかな慕情
タラゴン 潔癖
イワレンゲ よき家庭を築く
レモンバーベナ 忍耐
ゲッカビジン 一度だけでも会いたい