アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ブリックレッド

2007年11月29日 | 誕生色
まるでキャンパス地に覆われたような空に、
赤や橙、黄色、茶色などの絵の具で色をつけたような、
そんな、一面色とりどりの風景。

あまりの綺麗さに言葉も出ず、
ただただ、ため息ばかり……。

晴れ渡った青空を背景にした紅葉は、大変素晴らしい!
そしてまた、曇り空のそれも、いとをかし。


■11月29日の誕生色 

   ブリックレッド (brick red)
     自信、集中力、自力、慎重

 何事も自力で成し遂げようとしそうです。
 そのための集中力は、他の人が真似できないくらい。
 しかし、冒険はしないのでしょう。
 また、そのようにした頑張りの蓄積が、
 自信へと繋がっていくのでしょうね。

 ブリックレッド。
 赤煉瓦の色。

 10月8日の誕生色に、煉瓦色 があります。
 日本語では、ブリックレッドとほぼ同じ色です。

 この季節に、赤煉瓦という言葉を目にすると、
 サンタクロースをイメージしたくなります。

 西洋風の建物には、煉瓦造りの暖炉と煙突。
 屋根の上には、トナカイのソリで乗り付けたサンタクロース。

 サンタクロースが、煤で汚れてしまわないように、
 クリスマスの前には煙突掃除をするのだとか?

 実は、ブリックレッドの色の特定は、少々難しいのです。
 幅を持った色なのでしょうね。

 煉瓦は、粘土に砂を混ぜて、ねり固めたものですから、
 その土や砂の色に左右されて、多少の違いが出てくるのは
 至極当然のことですね。

 ビシッとほぼ同じ色目の煉瓦だけを積み上げた建造物もあれば、
 若干の色の濃淡などがあるのを承知の上で、
 それを楽しむかのようにしている建造物もあります。

 ブリックレッド。
 イメージとしては、このような色。

 イメージから外れさえしなければ、それらは皆、
 ブリックレッドという色として認められるのです。

■11月29日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ベゴニア (白) 親切
ベゴニア 片思い
ガマズミ 愛は死よりも強し
チャ 追憶
ノボロギク 一致
バッカリス 開拓
フユサンゴ 神秘的
マジョラム 恥じらい
イチョウ 長寿
ノバラ 素朴なかわいらしさ
ホトトギス 永遠にあなたのもの

里の秋

2007年11月29日 | 雑記
昨日はお華でした。

しばらく、先生のご都合でお稽古がお休みでしたが、
今回と12月は、普通にお稽古できそうです。

花材は・・
  ツルウメモドキ (とても個性的な枝っぷり)
  キク (スタンダードな白)
  フェニックス (花束にもよく使われます)
でした。

今回使用したフェニックスは、ビルマ原産とのことなので、
シンノウ椰子 だと思います。
もうひとつ、カナリア諸島原産の カナリー椰子 もあるのですね。

久しぶりのお稽古。
今回は珍しく、テーマが設定されました。
(いつもは、個人的に考えます。)

テーマは、里の秋。

11月下旬。
ここ数日の気候は、すっかり冬ですが、景色はまだ秋。

里の秋。
何にポイントを置くか?
花材を、どう生かすか?

ツルウメモドキは、本当に個性的。
それぞれの枝を生かして、構図を考えるのに苦労しました。
ツルウメモドキの配置が決まれば、八割方はOKだと思います。

葉がしっかりついているキク。
キクの背後にあるツルウメモドキの実を見せたいと思い、
一部分、キクの葉を落としました。

フェニックスをどう使おうかと考えて・・・
・・・1枚の葉を「床屋さん」して、小さめの葉にリフォーム。
キクの葉がなくなることを想定して、1枚だけ入れました。

もともと、私の作品はシンプルな線になることが多いのですが、
今回は、いつもに輪をかけてシンプルだったかも。。
もうこれ以上、何も落としたり抜いたりできません状態。

花材にも大きく左右されますが、
皆にびっくりされちゃうくらい、シンプルに仕上がりました。

冬が、もう目の前まで来ている、里の秋。