アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

アンズ (杏)

2007年02月23日 | 誕生花
   

<2月23日の誕生花>
  アンズ
   ・薔薇(ばら)科
   ・学名 : Prunus armeniaca
         Prunus = サクラ属
         armeniaca = 小アジアのアルメニアの
   ・原産地 : 中国
   ・別名 : 唐桃(カラモモ)
   ・英名 : Apricot

<花言葉>
  遠慮、気後れ、処女のはにかみ、乙女の恥じらい、
  誘惑、疑い、慎み深さ、独立

今日の誕生花、アンズは
10月2日の誕生花でもあります。
花色は、白、淡紅です。

桜と同じ薔薇科ということもあるのでしょうか、
アンズの花は、桜にとてもよく似ています。
また、桃か梅の花とも見まごうかもしれません。

アンズの花が咲いているなどとは思わずに、
早咲きの桜かと勘違いしている可能性もアリですね。

アンズの花は、開花時、
ガクがはっきりと反り返るのだそうです。
この点は、桜や梅などと異なるため、
アンズの花を見分ける大きなポイントになると思います。

「杏」という文字から連想できるもののひとつに、
杏仁豆腐があると思います。
文字通り、アンズ類の種、つまり杏仁(きょうにん)や、
アーモンドの粉から作る杏仁豆腐が元々だそうです。

杏仁とアーモンドは香りがよく似ているため、
既製品の杏仁豆腐には、
アーモンドエッセンスが使われていることが多いとか。
家庭で作るレシピの多くも、
アーモンドエッセンスまたはアマレット
を使用しているようですしね。


※ アマレット = アーモンドの香りがするイタリアのリキュール

猫の日

2007年02月22日 | 
今日は 猫の日 です。

22日と、2 が並んでいることから、
「ニャン、ニャン、ニャン」の語呂合わせです。

ペットフード工業会が主催して
「猫の日制定委員会」が1987年に制定しました。
全国の愛猫家からの公募の結果、
2月22日に決まったそうです。

わが家のネコは現在8歳の男の子。
今年の夏には9歳になります。

とても元気で、食欲旺盛、遊びゴコロいっぱい、
時には寝言を言いながら寝ていたりです。
毛はしなやかでフサフサ。
お目々はキラキラ輝いて。。☆

それでも年齢は年齢。
そろそろ食事をシニア対応にした方がよさそう・・と、
高齢猫用キャットフードを買いに行きました。

たまたまメーカーさんPRのため、
ペットフード売り場には販売員がいらして、
いろいろ説明してくださいました。

男の子は、特に、猫下部尿路疾患の危険性があるので、
そちらにも配慮してあるとか。

様子を見るため、ドライフードを1袋だけ買うことにしました。
すると、サンプル品をたくさんくださいました。
白身魚フードや毛玉コントロール、等々。
全部タダでもらってもいいのかしら?
・・と思いたくなるくらい、たくさん♪

その上、同じ商品を購入するならココ!・・・と、
お買い得のお店情報まで教えてくださいました。
(そうね。。多分、メーカーさんとしては、
 どこのお店で売り上げが伸びるかよりも、
 商品そのものの売り上げ促進の方が大切かもね。)

缶詰も・・・と思ったのですが、
お値段を見て、そのお店では購入しませんでした。
(同じ日に、別のお店でセールがあったので。。笑)

ところが、やはりと申しましょうか、
高齢猫用の方が売れてしまっており、残りわずか。

よくよく見ると、その日に限り、
缶詰よりもパウチタイプの方がお得です。
パウチタイプは、普段、経済的理由で避けるのですが、
その日はパウチタイプの方がお安くなっていました。
これはパウチを買うっきゃない!
ということで、2種類10コを購入。
(1種類は、それで完売でした。)

現在、今までの缶詰から少しずつ切り替えています。

高齢猫用フードだと、もしかしたら物足りなく感じて、
食べてくれなかったらどうしようかとも思っていましたが、
案ずるよりも産むが易し。
ハグハグと美味しそうに一気に食べてしまいます。

ドライフードも、今までのドライの一部を入れ替えてです。
こちらもよく食べます。

うちのネコの食欲が落ちたら、黄色信号なのかも。。デス。
飼い主によく似ているのね。。。(*^▽^*)

ムクゲ (木槿)

2007年02月22日 | 誕生花
   

<2月22日の誕生花>
  ムクゲ
   ・葵(あおい)科
   ・学名 : Hibiscus syriacus
         Hibiscus = フヨウ(ハイビスカス)属
         syriacus = シリア(小アジア)の
   ・原産地 : 中国、インド
   ・中国名 : 木蓮(ムージン)
   ・韓国名 : 無窮花(ムグンファ / ムキュウゲ)
          (大韓民国の国花)
   ・英名 : Rose of Sharon, Althea, Althaea

<花言葉>
  デリケートな愛、デリケートな美、繊細美、
  勧誘、説得、説法、尊敬、柔和、信念

今日の誕生花、ムクゲは
10月28日の誕生花でもあります。
花色は、白、黄、紅紫、淡紅、淡紫と多彩。

5花弁の他、八重などがあります。

開花時期は、6月下旬頃から9月頃。
暑い頃に咲く花ですが、寒さにも強い植物です。
乾燥に強く、荒れ地でも美しい花を咲かせます。

花は、未明の頃に開き夕方にはしぼむ一日花ですが、
翌日には別の花がたくさん咲くのため、
ずっと咲いているかのように見えるのですね。

たった一日だけ咲く花、ムクゲ。
「槿花一朝(きんかいっちょう)の夢」
と表現されることもあり、
うたかたの栄華や、人の世のはかなさの
例えとなっています。

ムクゲ自体は、尊敬に値するくらい
強く生きる信念があり、
そして花は、美しく、はかない。

そんなムクゲに、つい誘われて、
しばし見入ってしまいそうです。。。

主治医交代

2007年02月21日 | ピアノ全般
調律の予約を入れました。
いつもお世話になっている楽器店です。

今までずっとわが家のピアノ担当だった調律師さん。
実は1月末で退職なさったため、
後任の方がいらしてくださることになりました。

お名前をうかがってみると、聞き覚えのある苗字で。。
あぁ、思い出しました!!

その後任の調律師さんというのは、
今まで担当してくださっていた方の上司なのです。
その上、私の先生のグランドピアノ2台も担当なさっている方。

以前先生が「とても腕の良い調律師さん・・」
とおっしゃっていたことも思い出しました。

今までわが家のピアノを担当してくださった調律師さんも、
とても丁寧で素晴らしい調律師さんでした。
ですから、またまた素晴らしい調律師さんに
お世話になることができるのだと思うと、
それだけで嬉しくなります。

今までの調律師さんは、
わが家のピアノのクセその他を、とてもよく把握し、
わが家なりのお手入れをなさってくださいました。

年間を通じて乾燥気味であることや、
狂いやすい鍵盤の箇所、等々。

また、なかなかわが家に馴染んでくれなくて、
しばらくは毎回かなりのお手入れをしてくださいました。

そのようなことはすべて引き継ぎされているでしょうから、
全く初めての調律師さんであっても、とても安心感があります。

今は、空気が乾燥していることもあるのでしょう。
さらに弦が張っているように感じます。
また音色も、やや荒れているようで。。
まるで風邪の初期症状で、声が少しかすれているような響き。

調律師さんとわが家の予定を照らし合わせて、
調律の日時を決めました。
ほぼ2週間後です。

もう少し今の状態が続きますが、
調律のお約束ができただけで、
少し安心してしまいました。

ネモフィラ

2007年02月21日 | 誕生花
   

<2月21日の誕生花>
  ネモフィラ
   ・はぜりそう科
   ・学名 : Nemophila insignis
         Nemophila = ネモフィラ属
         insignis = 際立った、目立った
   ・原産地 : 北アメリカ西部 (大正時代はじめに渡来)
   ・別名 : 瑠璃唐草(ルリカラクサ)、
        小紋唐草(コモンカラクサ)
   ・英名 : Nemophila, Baby-blue-eyes,
        California Blue-bell

<花言葉>
  どこでも成功、常なる成功、愛国心、
  可憐、荘厳、他人思い

今日の誕生花、ネモフィラの
花色は、淡青色、白、紫、白地に青の覆輪、等です。

青い花は、オオイヌノフグリを大きくしたようなカンジです。

開花時期は、3月下旬頃~6月頃。
地域によっては、もう少し早く開花する場合も。

Nemophila は、ギリシャ語で「森を愛する」という意味で、
「nemos (小さな森)」と「phileo (愛する)」が語源。
きっと、ネモフィラは森が大好きなのでしょうね。

ネモフィラは、とても丈夫です。
肥料もほとんど必要ありません。
日光と少しの水分だけで成長し、
綺麗な花を、たくさん咲かせてくれるのです。

でも、激しい雨だけは苦手のようです。
ジトジトした湿気の多い土壌も得意ではありません。

場所によっては、
まるでブルーのじゅうたんを敷き詰めたような、
そんな光景をも目にすることができます。

花言葉の「どこでも成功」や「常に成功」が示すように、
ネモフィラの花も、どのようなところでも生息可能で、
常に綺麗な花を咲かせてくれるのでしょうね。

難しい音楽用語 (2)

2007年02月20日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、ワルツ

ワルツすべてが、踊るための音楽だと思っていました。。σ(^◇^;;

ワルツというと、ヨハン・シュトラウス2世(=ワルツ王)のワルツ
を思い浮かべる方も少なくないと思います。

お正月恒例の「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」で、
ヨハン・シュトラウスのワルツが定番のように演奏されることは、
よく知られていますよね。

ヨハン・シュトラウス2世のワルツは、
時代の流れと一致したこともあり、
19世紀のヨーロッパで大流行でした。
この頃は、舞踏を伴う実用的な音楽でした。

ヨハン・シュトラウス2世のワルツは、
多くの作曲家に大きな影響を与えたようです。

ブラームスがサインを求められたとき、ブラームスは・・
「美しき青きドナウ」の数小節を書き、その横に、
  ブラームスの作品でなくて残念
と書き添えたというエピソードがあります。

また、ワーグナーがシュトラウスのワルツを指揮して・・
  自分にこのような軽い音楽を書けないのが残念だ
と語ったともいわれています。

用語辞典を見ると、ワルツとは・・
レントラーから発展した3拍子の舞曲
と書かれています。

また、ウェーバーの「舞踏への勧誘」が、
最初のワルツと認識されているようです。

その後、ワルツは、ショパンなどにより、
芸術音楽に引き上げられていきました。

ショパンのワルツは、音楽そのものを楽しむ作品でしょう。
1曲1曲が独立しており、個々に楽しむことができます。

ブラームスのワルツ集も、音楽を楽しむ作品だと思います。
中には、一般的なワルツのイメージとは一致しない曲もあります。

でも、たとえ音楽のワルツであっても、
ワルツ感を失わないように演奏するのが理想のようですね。

ワルツという名称の起源は、以下の2つの説があるようです。
  ① ドイツ語の Walzen (転がる、回転する)
  ② フランス語の Volta (今から400年ほど前の
                    軽快で活発な踊り)
どちらも語源はラテン語の volvo(転がす)です。

カルミア

2007年02月20日 | 誕生花
   

<2月20日の誕生花>
  カルミア
   ・躑躅(つつじ)科
   ・学名 : Kalmia latifolia
         Kalmia = カルミア属
         latifolia = 幅広の葉をもつ
   ・原産地 : 北アメリカ
   ・別名 : 亜米利加石楠花(アメリカシャクナゲ)、
        花笠石楠花(ハナガサシャクナゲ)、
        スプーンの木
   ・英名 : Kalmia, Calico bush

<花言葉>
  大志をいだく、野心、野望、優美な女性

今日の誕生花、カルミアの
花色は、淡紅、桃、白です。

開花時期は、5月頃~6月頃。

「Kalmia(カルミア)」は、
18世紀のスウェーデンの植物学者である
ピーター・カルム(Kalm)さんの名前にちなんでいます。
このカルムさん。
植物分類学の祖といわれるリンネの高弟なのです。

アメリカの先住民族が、
この木の根からスプーンを作ることから、
「スプーンの木」とも呼ばれるのですね。

つぼみは、星形の口金で絞り出したクリームのような
形をしています。
金平糖(こんぺいとう)と形容されることも多いです。
口当たりの軽い砂糖菓子かメレンゲのイメージかも。。

花が開くと、日傘を内側から見たような感じに似ています。
盛りの頃は、たくさんの花が密集して咲くので、
とても華やかになりますね。

園芸品種のひとつオストボレッドは、
つぼみが濃紅色で、花が淡桃色という
やや存在感のある色をしていることもあり、
一番人気のようです。

初夏の候、甘美な彩りを演出してくれる花、
カルミア。

雨 水

2007年02月19日 | 雑記
今日は雨水(うすい)。
二十四節気のひとつで、
温かさに雪や氷が解けて雨水として降り注ぐ日とされています。

しかし、今年は暖冬で、肝心な雪がかなり少ないですよね。
冬場の雪が少ないと、これからの雨も少なくなる可能性が。。?

都心では、積雪があると、
交通機関等に支障をきたす可能性もありますが、
ひと冬に1~2日くらいは雪の日があっても悪くない・・
・・と、私は思ってしまいます。

昔から、農耕の準備を始めるのに、雨水を目安としてきました。
農作物を育てるためのスタートの日でもあるのですね。

また、この日に雛人形を飾ると、良縁に恵まれるとか。
女の子のいらっしゃるお宅では、そろそろでしょう。

わが家は男の子なので、雛人形がありません。
私の雛人形はずっと実家です。
(七段飾りなので、保管場所に困るため・・苦笑)
実家では、虫干しを兼ねて毎年飾ってくれています。
小さい頃、雛壇の下に潜り込んで遊んだこともあったっけ。。

プリムラ・ポリアンサ

2007年02月19日 | 誕生花
   

<2月19日の誕生花>
  プリムラ・ポリアンサ
   ・桜草(さくらそう)科
   ・学名 : Primula polyantha
         Primula = サクラソウ属
         polyantha = 多くの花をもつ
   ・原産地 : ヨーロッパ
   ・別名 : 静養桜草(せいようさくらそう)
   ・英名 : Primula, Fairy primrose

<花言葉>
  可憐、可憐な生き方、青春の喜びと悲しみ、
  無言の愛、富貴、少年時代の希望、神秘な心、
  美の秘密、悲痛、うぬぼれ

今日の誕生花、プリムラ・ポリアンサの
花色は、赤、桃、橙、黄、紫、青、白、と多彩です。

花の大きさは径6~8センチと、わりと大きめですね。
中には、径10センチのものもあるようです。
小振りなタイプは、「プリムラ・ジュリアン」と呼ばれています。

開花時期は、12月頃~5月頃。

「Primula(プリムラ)」は、「primos(最初)」が語源です。
早春に、他の花に先駆けて咲くことから名付けられたようです。
寒い季節に色とりどりのプリムラ・ポリアンサは、
とても嬉しいですよね。

種名の「polyantha(ポリアンサ)」は、
ギリシア語の「polyanthos(多花性)」が語源です。

たくさんの花をこんもりと咲かせます。
満開時には、葉が見えないくらいになりますね。

世界中に500種類ほどあるといわれるサクラソウ。
プリムラ・ポリアンサは、その仲間です。

ポリアンサは、ヨーロッパの品種を交雑させて、
イギリスで改良された品種とされています。

小さな白いポットに入ったプリムラ・ジュリアン。
私が結婚して初めて買った土植えのお花でした。
次から次へと、とてもたくさんの花を咲かせてくれたので、
毎日元気そうなお花を見るのが、とても楽しみでした。

キンギョソウ(白) (金魚草)

2007年02月18日 | 誕生花
   

<2月18日の誕生花>
  キンギョソウ
   ・胡麻葉草(ごまのはぐさ)科
   ・学名 : Antirrnum majus
         Antirrnum = キンギョソウ属
         majus = 巨大な,より大きい
   ・原産地 : 地中海沿岸 (江戸時代後半に渡来)
   ・別名 : アンテリナム、アンティリヌム、
        コモン・スナップドラゴン、
        スナップドラゴン
   ・英名 : Snapdragon

<花言葉>
 (白いキンギョソウの花言葉)
  清純な心

今日の誕生花、キンギョソウの
花色は、白限定です。
その他に、紫紅、赤、桃、黄、橙があり、とても多彩です。
どの花色もとても鮮やかですね。
鮮やかなのに、強すぎない。。

キンギョソウは、
7月2日と、1月8日の、誕生花でもあります。

開花時期は、3月頃~6月頃。
秋咲きもあります。

日本では、金魚の形に似ていることから、
「金魚草」 と名付けられました。
空中を泳ぐ金魚。。

いくつかのタイプがあります。
背丈の高いもの低いもの、
ある程度伸びて垂れ下がるもの、など。
選べば、ハンギングも可能ですね。

種子からは、オリーブと同じくらい
良質の油がとれるといわれています。

ヨーロッパでは、魔よけの草とされ
「スナップドラゴン(パクパクと噛みつくドラゴン)」
と呼ばれています。
ぶらさげておくと、魔法にかからないと信じられていたとか。

スナップドラゴンなので、
邪気などをパクパクと食べてしまうイメージなのでしょうか?

「パクパク」のイメージは、金魚と共通ですね。

白いキンギョソウ。
まるで緑の中のフリルのよう。。。