アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

難しい音楽用語 (16)

2008年07月15日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、行進曲 (マーチ)


行進曲って、やっぱり行進するための音楽???。。σ(^◇^;;

行進曲のはじまりは、古代ギリシャ・ローマ時代とか。
2拍子の行進のリズムを持つ音楽。

マーチという名称が一般的になったのは、16世紀頃らしい。
その後、ヨーロッパの軍隊に使われるようになったり、
吹奏楽器の発達に伴い、多くの作品が生まれたとも。

軍隊的性格 のものと、儀式的性格 のものとがあるようです。

マーチ (march) は、英語です。

語源は、ゲルマン語の marka で、
「行事」や「国境地帯」という意味。

イタリア語で行進を意味する marcia (マルチャ)も、
同じ語源です。

音楽用語 marcato の語源でもあるのですね。

また、ドイツ貨幣単位の「マルク」も、
同じ語源なのだそうです。

マーチで、思い浮かぶのは・・・

モーツァルトやベートーヴェンの「トルコ行進曲」、
メンデルスゾーンの「結婚行進曲〈「真夏の夜の夢」より〉」、
ショパンの「葬送行進曲」、シューベルトの「軍隊行進曲」
などなど。。。

布目早生

2008年07月14日 | 誕生果

午後7時5分 撮影 (左上部にある白い点は、月です。)


このところ、毎日のように、にわか雨が降ります。
幸いにして、ゲリラ豪雨のようなすさまじい雨ではなく、
「通り雨」といえるものでしょう。

今日の夕方も、パラリと雨が降りました。
傘は必要ないくらいの雨。

雨が通り過ぎて行った後の空には、
夕日の色彩が加えられていく。

午後7時を回っていても、
黄昏時と言うには、やや明るい空。

その空に、うっすらと雲に覆われた月が、
威厳のある存在感を漂わせて、姿を現していた。


■7月14日の誕生果

   布目早生 (ぬのめわせ)
     さきがけ、先手必勝

 ・和名 : ヌノメワセ
 ・分類 : バラ科、 サクラ属
 ・原産地 : 中国


布目早生。
その名の通り、早めの時期に結実する桃の一品種。

昭和12(1937)年頃、愛知県春日井市で、
桃園を経営していた、布目清さんが作り出した桃。

白桃と白鳳、大久保の3種を混合して播種したのだとか。
それが成功して、他の桃よりも1ヶ月ほども早く
収穫できる桃が誕生したのですね。

布目さんが作った早生品種なので、
そのまま、布目早生と名付けられたのでしょう。

今では、7月に入るか入らない頃から、
店頭に桃が並ぶようになりました。

桃は、夏の到来を告げてくれる果物のひとつですね。

流通用に布目早生が栽培されることは、なくなったようです。
それでも、早生品種のさきがけとして存在していたことは、
紛れもない事実です。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■7月14日の誕生色 : ディープベビーピンク
■7月14日の誕生花 : フロックス、他

模索中~

2008年07月14日 | ピアノ全般
シューマン作曲「こどもの情景」。
その第9曲目「木馬の騎士」(「竹馬の騎手))の
アクセントに苦労しています。

4分の3拍子の曲で、どの小節も、
3拍目にアクセントがついています。

ペダル記号は、小節の頭で踏み、
そして、3拍目で上げるように書かれています。

これ。。。私が弾くと・・・
ものすご~く賑やかな雰囲気になります。

ストレートに言うと、ウルサイ。

この曲の雰囲気を出しながら、
もっとキレイにならないものかと、

現在、模索中です。

アセロラ

2008年07月13日 | 誕生果
夏!

ここ数日、こちらは、すっかり夏の陽気。
関東地方の梅雨明けはまだですが。。。

気がつけば、今週末から夏休みに入る学校も多いですね。

暑くなると、冷たいものが美味しい♪
麦茶、ジュース、アイスクリーム、等々。

昨日だったか、テレビを見ていて…。

アイスの消費量が日本一少ない都道府県は・・・
ナント、沖縄県なのだそうです!!

アイスよりも、飲料の方が売れるのだとか。

「アイスが食べたい!」と思えるならば、
暑さのランクとしては、Bランクなのかもしれませんネ。


■7月13日の誕生果

   アセロラ (acerola)
     愛らしさ、謙虚



 ・英名 : West Indian cherry
 ・和名 : アセロラ、西インドチェリー
 ・分類 : キントラノオ科、 マルピーギア属、 常緑低木
 ・原産地 : 西インド諸島から熱帯アメリカ


アセロラ。
果実の中では、ビタミンCの含有量がダントツ!

見た目は、サクランボそっくりの果実。
果皮は、熟すと、濃赤色や緋赤色になります。
果肉は、淡黄色または淡紅色。

ビタミンCの含有量は、若果ほど多いらしい。

熟果の場合。100グラムあたり、
甘味系で800ミリグラム、酸味系で1700ミリグラムとか。

その他、カロテンなども含み、
とにかくビタミンの宝庫です。

生食のほか、ジュースやジャム、ゼリーなど。
日本では、某食品メーカーのドリンクが有名ですね。
(このドリンクで、私はアセロラの存在を知りました。)

熱帯アメリカ、ハワイ、フィリピンなどで栽培されていますが、
残念なことに、植物防疫上の輸入禁止品。

日本国内では、沖縄や小笠原などにあるようですが、
まだ研究栽培程度のようです。

合衆国テキサス州から熱帯アメリカにかけて原生している
アセロラによく似たバルバドスチェリーがあるそうですが、
これはアセロラの近縁種とのこと。

こちらも日持ちが悪く、その上、輸入禁止品です。

1日1粒で、必要なビタミンCが摂取できるアセロラ。
ハワイ等へお越しの際は、旅行中のビタミン不足を補える
天然のサプリメントのような果実かもしれません。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■7月13日の誕生色 : 紺青色
■7月13日の誕生花 : ホテイアオイ、他

ミッドナイトブルー

2008年07月13日 | 色いろいろ
光があるところだけに存在する、色。

色は、一般に、
  ・色相: 単色光の波長に相当するもの
  ・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
  ・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。

そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。

固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。


きょうは、この色・・・ 

ミッドナイトブルー (midnight blue) です。

ミッドナイトブルー。
とても濃い青や、黒にとても近い青などを、
英語では、「真夜中の青」と呼ぶのですね。

この色名は、20世紀はじめに登場したのだそうです。

中国(明)の青磁器の青い色からとられた色で、
もともとは、ミンブルー (Ming blue) だという説もあります。

ミンブルーが、いつしか、ミッドナイトブルーと
呼ばれるようになったのか。

単純なミンブルーよりも、ちょっとロマンティックな
ミッドナイトブルーという名前を、誰かがつけたのか。
その辺は定かではありません。

ミッドナイトブルー。

色そのものは、とても暗いのに、
色名から想像できるのは、明るいことだったり…。

色そのものは、とても深い青。
そして、その色から連想できることは、
人それぞれで、とても深く広いのかもしれません。

真桑瓜

2008年07月12日 | 誕生果
スペイン語の、あの独特な響きと雰囲気が気に入り、
フリオ・イグレシアスや、アバのスペイン語バージョンを
よく聴いていた時期があります。

レコードでした。

数年前、すべて処分してしまって、
今は何も残っておりませんが……。

記憶の奥に埋もれていた、私のマイブーム。


■7月12日の誕生果

   真桑瓜 (まくわうり)
     栄枯



 ・和名 : マクワウリ
 ・分類 : ウリ科、 キュウリ属、 一年生草本
 ・原産地 : (アフリカ)、中国


真桑瓜。
中国で発展した、東洋系メロン。

日本へは、2千年以上前に伝来したらしい。
そして、ウリといえば、イコール真桑瓜のことだったようです。

現在の岐阜県真正町、当時の美濃国真桑村が、
このウリの特産地だったことから、
真桑瓜と名付けられたそうです。

庶民の夏の果物として、ずっとレギュラーだった真桑瓜。
昭和の中頃あたりからは、プリンスメロンをはじめとした
メロン類が、たくさん出回るようになりました。

今日では、店頭に並ぶこともなくなった真桑瓜。
ですが、全く姿を消してしまったわけではなく、
自宅用に育てられたり、小規模栽培されたり、
しているようです。

さわやかな甘味の、真桑瓜。

年配の方々にとっては、
ちょっぴりノスタルジックなお味かもしれません。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■7月12日の誕生色 : マジョリカブルー
■7月12日の誕生花 : マルバノホロシ、他

歌(2008年7月)

2008年07月12日 | 
きょうは歌でした。

合唱団ではなく、
「皆で楽しく歌いましょう」がモットーのサークルです。

ご指導してくださる先生と、伴奏のピアニストさんは、
各々、多方面でご活躍中です。

皆それぞれながら、全員が歌を楽しめる
素敵なサークルだと思います♪(*^^*)


<歌うときのワンポイント>
 子音にばかり気を取られることなく、
 母音もしっかり入れて、声に出す。


まず、発声練習代わりの、発音練習。
言葉が、子音だけで抜けないように。
また、言葉の内容をイメージする。

<今日歌った曲>
 ♪ 夜汽車 (合唱)
 ♪ たなばたさま (合唱)
 ♪ 荒海や (輪唱)
 ♪ 白い珊瑚礁 (合唱)
 ♪ ベサメムーチョ
 ♪ 夏の思い出 (合唱)
 ♪ 夏は来ぬ (合唱)
 ♪ 千の風になって (合唱)
 ♪ 落葉松(作曲/後藤 悠一郎) (合唱)


7月。
七夕、そして夏。

先生の楽譜選びも功を奏していると思いますが、
気がつけば、合唱が多くなりました。

じっくり練習しているわけではなく、
その場で楽譜を見ながら(ほとんどが初見)、
自分のパートを歌います。

キレイにハモると、嬉しい♪

きょうは、暗譜もありました!!
いきなり、「ハイ。暗譜で~♪」と。

歌なので、メロディーと歌詞の両方です。
私は、慌てて、脳細胞を総動員しました~!!

歌は、初見でも、単音だけですし、
歌詞で内容を把握することもできます。
(歌詞の細部については、また別ですが。。)

歌に、素敵なピアノ伴奏が加わると、
数段楽しくなります♪

楽しく、たくさん歌ってきました♪♪

パイナップル

2008年07月11日 | 誕生果
私のニックネーム。

小学生の頃は、下の名前をもじったニックネームでした。
多分、私の家族が呼んでいるのを聞いて、
近所の友だちが言い出したのが、はじまりだと思います。

中学生以降の学生時代は、苗字(旧姓)をもじったもの。
今でも、当時の友人からは、そのニックネームで呼ばれます。

社会人になってからは、わりとストレートかしらん?
苗字か、名前に、「さん」付けが多いような。。

どのように呼ばれても、「自分が呼ばれた」という
自覚があるのは、ある意味スゴイように思ったりもして。。。


■7月11日の誕生果

   パイナップル (pineapple)
     勇志、行動

 ・英名 : pineapple, ananas
 ・和名 : パイナップル
 ・分類 : パイナップル科、 アナナス属、 常緑多年草
 ・原産地 : ブラジル


パイナップル。
実は、集合果。

果実の形が松かさ (pinecone) に似ており、
味がリンゴ (apple) に似ていることから、
パイナップル (pineapple) と名付けられました。

果面に並んでいる亀甲紋のひとつひとつが、小果。

手でちぎって食べられる スナックパイン は、
パイナップルの自然な形だったのですね。

日本では、沖縄県産のパイナップルのほか、
フィリピンや台湾から、輸入されています。

店頭には、1年中、並んでいるように思います。

生食の他、缶詰、ジュース、乾果など、
いろいろな形で楽しむことができますね。

現在は、葉縁にトゲのないスムーズカイエン系が
多く栽培されているそうです。

やや小ぶりのクイーン系も、人気のようです。

また、トゲはあるものの、とっても美味しい
モーリシャス系もメジャーらしい。

種類の違いを知って、初めて、勘違いに気付きました。

トゲが痛いパイナップルの方が新鮮だと思ったり、
同じ買うなら、大きい果実の方が良いように思ったり……。

パイナップルの数え方。
確か。。。1本、2本・・・・・だったような?

1つに見える果実が、実は集合果であることがわかれば、
数える単位が「本」というのも、理解できますね。

って、数える単位は、「本」で良い?


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■7月11日の誕生色 : ラベンダーブルー
■7月11日の誕生花 : カノコソウ、他

ピアノのレッスン (2008年6回)

2008年07月11日 | ピアノ・レッスン
昨日はピアノのレッスンでした。


基礎として
  ハノン
   ・48番 3度
     肩から手まで、楽~な状態で、
     指先だけ固定して弾く。

     マル。

     次回は6度。
     6度の響きは、3度よりも私は好きなので、嬉しい♪

     ハノンは結構好きです。
     音そのものを楽しめるので。



  シューマン「こどもの情景」
   ・1番: 全部ではないが、バスの音が
        ペダルから外れることがあるので、注意!
   ・9番: アクセントになる部分の弾き方が難しい。
        ペダリングを工夫することに。
   ・13番:キレイに弾けている。
        中間の歌う部分は、もう少しゆっくり余裕を持って。


  ブラームス「インテルメッツォ 作品118-2」
    もうしばらくは、弾き込まないと!


  ベートーヴェン「月光」第1楽章
    最後の下りてくる部分が、やや引っ張られて
    テンポが速くなり過ぎることがあるので、注意!

    私としては、「あ゛!」と思う部分が、いくつもあったのですが、
    テンポが速くなる以外の指摘は、一切されませんでした。
    (弾いている本人が一番わかっているということネ。)


前回のレッスンは、先生のご都合で超ドタキャンでした。
そのお詫びということで、先生から楽譜(コピー)をいただきました。
佐藤臣さんと、ガーシュウィン!

佐藤さんの作品は、まず、初見練習に役立てようと思います。
その後は、お楽しみ曲ですね♪
ちょっと弾ける曲があると、嬉しい♪♪

ガーシュウィンは、リズムが難しい!!
先生のガーシュウィンも初めて聴いたのですが、
普段の音色とは全然違っていて、ビックリ☆
(同じピアノで、同じピアニストなのに!!)
光景が目に浮かんでくるような作品です。

「夏はガーシュウィン♪」というノリもあるらしい?

夕張メロン

2008年07月10日 | 誕生果
スーパーの生花コーナーに、
鬼灯(ほおずき)が並ぶようになりました。

どれも立派な鬼灯ばかり。

私が子どもの頃は、もっと小さな鬼灯も、たくさんあり、
わりと気軽に遊んだ記憶があります。

そういえば、ほおずき市なるものがありますね。
東京都台東区の浅草寺境内では、昨日から始まっています。

7月9~10日は「四万六千日」と呼ばれ、
観音様の功徳日(くどくび)に当たるとか。

参拝すると、46000日分、つまり約12年分の
御利益があると言われています。

赤い鬼灯には、厄除けの意味が込められているようです。
もともとは「雷避け」だったとも。

鬼灯の語源には、諸説あるようです。

「鬼灯」という文字は、
ほおずきが、赤い提灯のイメージだから、とか。

赤いほおずきを、漢字で「鬼灯」と書くだけで、
まるで鬼に金棒のよう。

厄除けにはピッタリですね。


■7月10日の誕生果

   夕張メロン (ゆうばりめろん)
     盲目の恋

 ・英名 : melon
 ・和名 : 夕張メロン
 ・分類 : ウリ科、 キュウリ属、 つる性の一年生草本
 ・原産地 : (アフリカ)


夕張メロン。
赤肉系メロンを代表するブランド。

果肉は、とっても柔らかくてジューシー。

昭和35(1960)年4月。
夕張の地に、メロン組合が発足。

研究を重ねた結果、同じ年には
夕張キングメロン が誕生したそうです。

親は、スパイシーキャンタロープと、アールスフェボリット。

そのとろけるような美味しさで、徐々に知名度を上げ、
全国ブランドとしての地位を確実にしたのですね。

夕張市農業協同組合に集荷され、
厳格な検査に合格したものだけが、
「夕張メロン」と認められるのだそうです。

「夕張メロン」は、商標登録もされています。

徹底した品質管理の下で育てられる夕張メロン。
産地直送が基本です。

夕張メロンは、今が旬。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■7月10日の誕生色 : ペールパステルブルー
■7月10日の誕生花 : フウリンソウ、他