森に囲まれた水戸屈指の日本料理店。
静寂に包まれた庭園を眺めながら、実に景色が良い料理を頂く幸せ。
記憶に刻まれる極上のひと時を約束してくれます。
通された和室は、二人では贅沢すぎるほどゆったりした空間。
一枝生けられた桃の花が、部屋を華やかにしていました。
懐石弁当 3750Yen
箪笥のような木箱から、料理を引き出す仕掛け。
先付
箸をつけるのが惜しくなるほどに美しい盛り込み。
柔らかな色の配置に、梅やひし餅に模った細工が「春」を演出していますね。
前菜
明太子の和え物に、鴨、湯葉、お浸し、酢の物と箸が迷いっぱなしでした♪
三色団子（ジャガイモかな？）がとても愛らしい。
お造り
平目、真鯛、甘海老、エンガワの四点盛り。
舌に絡みつく甘みと旨みが大変素晴らしく、素材の高さに思わず唸ります。
煮物
穏やかで軽やかな味付けの炊き合わせは、ふんわり春が薫ります。
（新タケノコ、菜の花、芋がら、茄子、カボチャ、ゴボウ、人参、里芋）
新竹の子のグラタン
身をくり抜いた筍の皮を器に見立て、凝ったこしらえですね。
さいの目に刻んだタケノコが、とても瑞々しく口に中で春が弾ける美味しさ。
焼物 鰆の照り焼き
脂も乗って、キメも細かく素晴らしい身質のサワラ。
自ら美味いと言わんばかりの見事な照りと仕上がりでしょ。
食事
ご飯に、なめこと豆腐の味噌汁、隙なく美味しい香の物。
最後にすごい衝撃が。ご飯の美味しさに度肝を抜かれました！
お米が立っているのは勿論の事、色ツヤ、香り、甘みの次元が違い過ぎます。
トロけるサワラとの相性も抜群なのは、言うに及ばず。超旨かった♪
水菓子
軽く砂糖をまぶした苺で締め。
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然林房
茨城県水戸市見川3-695
029-243-0830 【要予約】