我が国の近代化の礎となった富岡製糸場は、
明治5年(1872年)に開業した日本初の官営模範製糸場です。
昨年、近代化遺産において国内初の世界遺産に登録されたことは、
まだ記憶にも新しいでしょうか。
上州富岡駅近くのP4駐車場(無料)を利用しました。
的確で親切な道案内のお蔭で迷うこともありません。
駐車場から工場までは、寄り道もせず徒歩で15分ほど。
見学料
大人 1000円、高校・大学生(要学生証) 250円、小・中学生 150円
東繭倉庫
象徴でもあるレンガ造りの建物は、木の骨組みに煉瓦を積み入れる
「木骨煉瓦造(もっこつれんがぞう)」工法が用いられています。
倉庫内ではパネル展示等の他、「座繰り」の実演が行われていました。
この日は行く先々で怪しい雲に遭遇しましたが、
雨に降られなかったのは、幸運としか言いようがありません。
繰糸場
昭和62年に操業を停止した状態で保存されています。
よくぞこれだけのものが、今まで遺っていたものだと感心しきりです。
物こそ言いませんが、歴史の重みと言いましょうか、
訴えてくるものを強烈に感じましたね。
解説員によるガイドツアーを利用されると、
より深くその世界に入り込めることでしょう。
ブリュナ館(首長館)
フランスから指導者として迎えられた、ポール・ブリュナ氏の住宅。
寄宿舎(妙義寮・浅間寮)
「売らない、貸さない、壊さない」の信念を曲げずにこられた、
片倉工業株式会社さまには頭の下がる思いです。
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
旧富岡製糸場 (国宝、世界遺産)
群馬県富岡市富岡1-1
0274-64-0005