
前回の続きです

※8/25追記:つたない写真ですが念の為、高所恐怖症の方はご注意下さい。
このたびの鈍行・日帰り旅行、各路線の時刻表や現地のイラストマップと睨めっこしながら、入念にプランを立てたはずなのですが、思わぬ落とし穴がありました

8月11日早朝の駿河湾の地震による影響で、“夢の吊り橋”はハイキングコースからして閉鎖されていたのです(予測しろってか)

それが発覚したのがSL急行の中・・

しかも車掌はそれをさらっとおっしゃった

しかし!この地域、他にも吊り橋がいくつかあったはず・・と思い直し、
SLを降りて寸又峡行きバス停にいた係員風な女性に、「今日、夢の吊り橋は渡れないって聞いたのですが他に渡れる吊り橋はありますか?」と
聞いたところ、「猿並橋(さんなみばし)」という橋が渡れるということだったので、そちらのハイキングコースへGO




未舗装のハイキングコースを40分程歩くと、
↑のような急な石段があり、横道に入って今度は
急な下り坂を降りると・・・
吊り橋です


ちなみに行く予定だった“夢の吊り橋”より長くて高いです


真ん中の板の幅は40cmくらいかな・・
両側の木材とワイヤー部分はスカスカ。


静かに歩かないと、結構揺れます


ココから、橋の上からの撮影です





眼下に小さな滝。


でもこの高さと、そこそこのコワさ、画像では伝えきれません



一人が歩くのにやっとの板の上で

(一度に渡れる人数は5人)

猿並橋を後に20分ほど歩くと、お土産屋さんや旅館が並ぶ寸又峡温泉街に着きます。
こちらでわらび餅と緑茶、アイスコーヒーをいただきました。
旅館はそれなりに軒数ありますが、お土産屋と食堂は数えるほどです。
体験施設などは見当たりませんでした(もしかしたらあるかも)。
緑豊かな環境の中、出来るだけ自然を壊さないように、観光地として最低限の人工物だけという感があります

元々、木材の産地だった大井川上流。
吊り橋は、深い谷を渡るために掛けられたそうです。
林業の衰退と共に、観光地としてスポットを浴びるようになったらしいですよ~

バスの時刻表。
寸又峡温泉15時20分発に乗って、鈍行を乗り継ぎ、熱海の駅前で夕食をとって自宅に着いたのは22時過ぎ


強行軍ですが、すっごく楽しかったです。
自然・鉄道・吊り橋はもちろん道中の往復13時間、しゃべり倒し

今回、小学生と幼稚園児のいる友人がご主人に一切を任せて
同行してくれました。
しかもこの友人のご主人が、青春18切符の2回分を金券SHOPで買ってきてくれて・・(普通にJRで買うと5回分)
この場を借りて、改めてありがとう!
でも秋にも行きたい


もちろん車でなく電車でエコ旅

吊り橋に興味のある方はコチラもどうぞ^^
大井川鉄道沿線&寸又峡 吊り橋めぐり
