札幌市電 東本願寺前停留所から歩いて5分
電停名の由来になっているお寺です。
真宗大谷派(東本願寺)札幌別院
(札幌市中央区南7条西8丁目290番地)
明治2(1869)年、蝦夷地の本府を札幌に置くことを決定した明治政府は、函館と札幌を連絡する道路を開通させる為に
京都の東本願寺を動かして道路開削を出願させました。
(明治3(1871)年7月から作業が始まり、明治4年10月、伊達市から喜茂別・中山峠・定山渓を経て札幌市豊平区平岸へ
と至る「本願寺道路」が完成)
明治3(1870)年7月、 当時19歳の現如上人を責任者として、百数十名が北海道の開拓と移住奨励・教化の為に来道。
明治政府から下賜されたこの場所に明治4(1871)年、東本願寺の管刹(寺)を建立しました。
明治9(1876)年に札幌別院と改められました。
現在の三門は大正3(1914)年に落成したものです
本堂
明治25(1892)年に落成しました。
旧御堂
明治4(1871)年、越後国横越村字沢海にある光圓寺の古御堂を解体し、札幌別院に移築し本堂として使われていました。
札幌別院事務所
大谷ホール
青少年センター
隣に大きな木があるのが印象的です
今年、札幌別院創立150年の年でしたが、新型コロナウイルスの蔓延により
記念法要は1年延期され、来年7月22~24日に開催予定です。
隣接して建っている、札幌大谷幼稚園の敷地にあった「ののさまの像」
※ 「ののさま」とは仏を敬う幼児語です。
私はこちらではなく、札幌大谷大学付属幼稚園(当時は札幌大谷短期大学付属幼稚園)の卒園生なので
このフォルムを見ると、おじさんになった今でも「ののさま」だ!と反応してしまいます。
ののさまの歌があって、毎朝歌っていたような気がしますが、歌詞は忘れてしまいました。
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