狼さんと羊さん

写真付きで札幌の日記や乗り物の趣味を書くならgooブログ

札幌市資料館

2011-10-15 22:12:53 | 札幌・歴史探訪

  最近、札幌の街を紹介してませんでした。


        大通公園の一番西側、13丁目にある建物

                
札幌市資料館
 
              札幌市中央区大通西13丁目

  

   この建物は、札幌控訴院(のちの札幌高等裁判所)として大正15(1926)年に建てられました。
  札幌軟石を使った建物で、平成9(1997)年5月には国の登録有形文化財に選定されました。
  裁判所の移転に伴い、昭和48(1973)年11月3日に札幌市資料館として開館しました。


                     建物の入り口です
  
 
                    目隠しをした法の女神
  

                      剣を軸とした秤
  

                     真実を映し出す鏡
  
  
                                     が浮き彫りにされています。


                      一階には 当時の法廷を再現しているコーナー
                刑事法廷再現室
  


   
司法教育の入口として、子どもから大人まで、楽しみながら司法とくらしの関わりを
  感じ取ることができる空間

              法と司法の展示室
  
  
                            戦前の弁護士の法服


  札幌出身の漫画家・画家、おおば比呂司の作品を展示している 
                             おおば比呂司記念室 があります。
          



   二階には今月移転してきた 遠友夜学校記念室があります。
  
  

   
遠友夜学校とは、旧五千円札の肖像にも描かれた新渡戸稲造が萬里子(メリー)夫人が
  社会に役立つ為にと願って、札幌市中央区南4条西4丁目に創設した市立の夜学校です。
   明治27(1894)年から閉校する昭和19(1944)年まで、家庭の事情で勉強がしたくても
  学校に行けなかった人達に男女の分け隔てなく無料で開かれていたそうです。

   新渡戸稲造は、明治24(1891)年に母校の札幌農学校(現在の北海道大学)の教授として
  札幌に戻ってきました。その2年後、萬里子(メリー)夫人にアメリカの実家から1000ドルの
  遺産が届きました。このお金を使って夜学校が誕生したそうです。

     
新渡戸稲造が住んでいた官舎についてはこちらを

         
       
お札に描かれるだけあって、大変立派な方だったんですね。

         


  
札幌市資料館内の施設共通です


   開館時間    9:00~19:00 (おおば比呂司記念室は入室18:40まで)

   休館日     月曜日(祝日の場合は火曜日)
             12月29日~1月3日

   入館料     無料

   駐車場     なし


  



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | 記念碑&と旧校門 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

札幌・歴史探訪」カテゴリの最新記事