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クラーク博士 別れの地

2012-07-15 20:30:02 | 北海道・歴史探訪

       そして、この島松駅逓所は、ウイリアム・スミス・クラーク(クラーク博士)があの有名な言葉を
     残した場所でもあります。

      


   明治9年、クラーク博士は開拓使に招かれて札幌農学校(現・北海道大学)の初代教頭となりました。
  授業はすべて英語で行われ、動物学・植物学・鉱物学を教えたそうです。
  9か月の在任期間でしたが、学生達に多大なる影響を与えました。

  明治10(1877)年4月16日 宿舎のあった開拓使札幌本陣を出発しました。多くの学生が見送りました。
 そして、この島松駅逓所で見送りの学生に別れを告げました。

       Boys be ambitious like this old man
                    (少年よこの老人の如く大志を抱け)  


  この老人とは、クラーク博士自身の事か、中山久蔵の事かは今となっては知りえる事は出来ません。


      写真は本陣を出発する際に撮られたもので、右から二人目の馬に乗った人物がクラーク博士です。
        


     建物の横には、「寒地稲作この地に始まる」と言う中山久蔵を讃える碑とクラーク博士記念碑が並んで
   建っています。

       

                

                        クラーク博士記念碑
               
                           
             


   

 

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