「あほリズム」
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東京オリンピックを目前に控えて多くの聖火ランナーや大会運営
を任されたリーダーがなしくずしに辞めて行くが、そもそも開催延
期が決まって一等最初に投げ出したのは安倍前総理であることを忘
れてはならない。かつて、総理在任中に命を落とした総理は数多い
るが、自身の病のために任期途中で総理の職を投げ出した政治家は
(たぶん) 彼だけだ。 彼は思いどおりにならなければすぐに病気に
なる。にもかかわらず国会議員は辞めない。それは、彼の政治家
としての本懐が軍隊を認めるための憲法改正にあるからだ。しか
し大方の政治家は自らの本懐とはかけ離れた時流に躓くものだ。
つまり、憲法改正の時勢はまだ訪れていない。