「あほリズム」
(673)
近代科学文明が人類にもたらした最大の成果(?)は、
「人口爆発」である。
(674)
果たして、人間とは目的であるのか、それとも手段なのか?
「あほリズム」
(673)
近代科学文明が人類にもたらした最大の成果(?)は、
「人口爆発」である。
(674)
果たして、人間とは目的であるのか、それとも手段なのか?
「あほリズム」
(671)
新型コロナウイルスの感染拡大がもたらす不安は、「事態が
終息しないこと」において、地球温暖化がもたらす異常気象、
或は福島原発事故による放射能汚染と似ている。それは「終わ
りのない不安」である。
そして、「終わりのない不安」の最たるものは戦争である。
荒唐無稽だと思われるかもしれないが、限界に達した近代社会
は経済成長するためには他者との競合を避けることは出来ない。
過熱した競合が正義の名の下に武力が行使される事態を招かな
い保障はない。すでに各国はコロナ禍の下で国家意識を連帯さ
せ、たとえば、非常事態宣言(戒厳令)、未曾有の経済危機(統制
経済)、三密を避けること(集会・結社の禁止)、外出しないこと
(自由行動の禁止)、国民が一致団結すること(国家主義)、感染者
への偏見と差別(監視社会)、フェイクニュース(捏造報道)などな
ど、いまや我々は着々と戦時下では欠かすことのできない集団
主義の心構えを整えつつある。
(672)
いまや世界はゴミを棄てる「余地」さえも失ってしまった。
だから、棄てたはずのゴミが自分に戻ってくる。
分別ができない男
「あほリズム」
(668)
ウイルス感染阻止に王道なし。
経済先進諸国は、そしてわが国もまた初期対応に於いて
感染阻止よりも経済優先の王道を択んだ。
そしてどちらも得られなかった。
(669)
人類の不幸は、世界を託すリーダーをトランプか、或は
習近平のどちらかからしか択べないことである。
(670)
では問題です、次の世界に影響を与える3人のリーダーの中から
ヒューマニストを選びなさい。
①トランプ大統領 ②習近平主席 ③プーチン大統領
「ちょ、ちょっと待ってよ、どれも国家主義で一人もヒューマ
ニストなんていないじゃないか!」
はい、正解です。すでにヒューマニズムの時代は終わってし
まいました。
近代文明の限界とはヒューマニズムの限界にほかならない。
「あほリズム」
(666)
近代文明社会は「限界」に達しつつある。
近代社会の「限界」とはヒューマ二ズムの「限界」にほかならない。
たとえば、コロナ禍では社会的弱者は置き去りにされる。
だとすれば、我々は命の「限界」を覚悟して生きなければならない。
限界に達した社会はこう言う、
「残念ながら君の生きる権利までも《物理的に》保障できない」
つまり、社会的価値のない者は《社会》淘汰される。
それは、アンチヒューマニズムにほかならない。
ただ、我々には社会を棄てて自然に帰る権利は残されている。
ところで、アンチヒューマニズムとは自然の世界にほかならない。
どうです、死ぬこと込みで自然に帰ろうとは思いませんか?
(667)
われわれから自立心を奪うもの、それは死の恐怖である。
「CO2濃度増加ペース急減 コロナで経済低下も要因か」
グレタ・トゥーンベリさん、朗報です。どうやら新型コロナウイル
スの感染拡大によって経済活動が低下して地球温暖化をもたらすCO
2の排出量が減ったようです。われわれはコロナ禍を疫病神のように
忌み嫌いますが、人間を除く自然環境にとってはまさに救世主なのか
もしれません。人間の知恵では手に負えない深刻化した地球温暖化問
題を、もとはといえばたった一個の微小なウイルスによってこんなふ
うにして回複させるなんてまさに神の仕業としか思えません。
* * *
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000181665.html
新型コロナウイルスの感染拡大によって人や経済の活動が抑えられ
るなか、地球温暖化につながる大気中の二酸化炭素(CO2)濃度の増
加ペースが急減したことが分かりました。
地球全体の大気中のCO2濃度は、特に冬から春にかけては微生物
を含めた生物の活動が活発になることで例年、増加します。ところが、
新型コロナウイルスの感染が広がった去年12月から今年3月にかけて
の増加ペースは、ここ数年の同じ時期に比べて半減したことが環境省
などが運用する人工衛星の観測で明らかになりました。専門家により
ますと、新型コロナウイルスの感染拡大によって人や経済の活動が低
下したことで、CO2の排出量が減ったことが要因の一つとして考え
られるということです。