夕べ放送されていた映画『スイングガールズ』。
既に、映画館で1度、TVでも1度観ているというのに、最後のコンテストでの演奏シーンで、帰りかけて戻ってきた観客達までが立ち上がって踊り出すあたりで、グッと来る物を感じるのは何故だろうか?
そうそう、青春デンデケデケデケには、これまた大林作品の常連の尾美としのりが、ちっくんの兄の役で出ていたっけ。
高校の先生の役で岸辺一徳が出ていたというのも、良~く考えると、くすぐるような配役だ。
蚊取りマットやオートバックスの車検のCMでよく見かけるし、最近ではすっかり俳優ずいている岸部一徳だが、実は、ザ・タイガースや井上堯之バンドで活躍したれっきとしたベーシストなのだ、という事を知っている人も少なくなったのでは無いだろうか?
映画の中では、確か、岸辺一徳が演奏するシーンは無かったはずだが、演奏していたらもっと面白かったかも知れない。
ただし、ちっくん達の高校生バンドのメンバーは、劇中でも吹き替えを使わずに、実際に楽器を演奏している。
そのバンド演奏の指導には、モト冬樹の実兄であるエド山口が当たったという。
ところで、四国の話題が続くわけはというと、四国に旅行してきたわけで。
先週の日曜日の夕方、徳島に渡り、その日は徳島に宿泊だけ。
2日目は、鳴門公園から鳴門大橋を眺め、西に移動しながら、本場のさぬきうどん状況を調査した後、栗林公園を散策し、五色台から夕焼けの瀬戸大橋の撮影にチャレンジして玉砕、、、、、、
坂出市内に泊まり、3日目に観音寺市の有明海岸に立ち寄った後、再度、さぬきうどん状況を調査しつつ、徳島からフェリーで帰路に着いた。
結果的には、ただひたすら高速道路を走り続けてしまった過去2回の四国探検の時に比べて、ゆったりとしたスケジュールで移動できたのが満足だ。
夕焼けの瀬戸大橋の写真が上手く撮れなかったのは、大いに不満だが、、、、、
ウデが悪いのは仕方ないが、天候がイマイチだった事と、三脚バラバラ事件に遭遇したのが少々悲しい。
観音寺市の有明海岸の写真だけで済ませるつもりだったので、ブログの上では、すっかり日付けが逆になってしまうが、今回は、2日目の鳴門公園でのお話をば。
ちょっとだけ鳴門大橋を眺めようと鳴門公園の駐車場にたどり着くと、有料の駐車場しかなかった。
大橋だけを眺めてすぐに帰るつもりだったが、¥410だか¥420だかの駐車料金を支払ったからには、少しでもゆっくりしなければ損だと思い、大橋の道路部分の橋桁に作られた渦の道(これも有料)という遊歩道に立ち寄った。
鳴門のうず潮を見物できる時刻には外れていたが、ぐるっと歩き回ると、出入口の所にこんなポスターが貼ってあるのに気付いた。
そう、先日観たバルトの楽園(がくえん)のポスターだ。
ポスターには、ヒゲのマツケンさんのご尊顔を避けようとしているのか避ける気がなかったのかという微妙な位置に、
『バルトの楽園BANDOロケ村』
ワタクシの住んでいる辺りでは、さほど長くない上映期間がとっくに終わっていると言うのに、
「徳島では、いまだに映画のロケ地で盛り上がっているのか?」
などと感じながら、BANDOロケ村のチラシを1枚持ち帰った。
「せいぜい看板とパネル写真などを展示しているだけだろう。」
と思い込み、その場でチラシを良く読まなかったのだが、施設維持協力金として大人¥500を徴収し、捕虜収容所のロケセットをそのまま保存して一般に開放しているという。
BANDOロケ村のホームページによると、今年3月の開村以来、入場者数は既に10万人を超えたらしい。
ただし、ロケ村の開村期間は、今年の3月21日から2年間の限定だという。
う~ん、、、、、、、
再来年の3月までか~、、、、、、
日光江戸村(行った事は無いが)や太秦映画村(これまた行った事は無いが)みたいな物なのだろうか?
ロケセットを見たところで、、、、、、、という疑問もあるが、良い映画だったので、次回の四国探検の機会には、立ち寄ってみようかなぁ?
そういえば、どこだったか忘れてしまったが、
徳島から坂出に移動している途中に
『世界の中心で愛を叫ぶロケ地』
という案内標識も見かけた。
この手の映画は苦手なので、こちらには、どうも興味は起きない。
鳴門公園から見上げた鳴門大橋