今回の信州行きを計画する段階では、美ヶ原高原一帯を歩いて制覇してみたい、というのが第1希望だった。
だが、体調がイマイチだった。
月初に、腰痛(陣痛ではない)に見舞われたのだ。
シップと痛み止めで、かなり回復したものの、いまひとつ、5月に上高地に行った時のように流麗に歩き回る自信が無い。
ガイドブックによると、美ヶ原高原美術館、あるいは山本小屋から、王ヶ頭を経由して美ヶ原高原まで歩くとすると約90分かかるという。
どうせならば王ヶ頭から王ヶ鼻に立ち寄りたいので、そうなるともっと時間がかかる。
美ヶ原山上の歩行コースは、ぐる~っと回って元の場所に戻って来るリング状になっていないために、自分のクルマで行って駐車場に戻るためには、このコースを往復しなければならないので、美ヶ原高原美術館を除外しても、往復で4時間ぐらいは必要になってくる、、、、、、、、、、、、
ギリギリまであきらめ切れなかったのだが、今回は断念。
どう考えても、4時間以上歩ける状態にまでは回復していない。
どうも、美ヶ原高原を制覇するには、山上までバスで往復した方が効率が良さそうな事に気付いたので、行程については次の機会以降の課題とする。
代わりに浮上したのが、リフトを2本乗り継げば頂上へ上がれるらしい、車山高原征服プラン。
そうなると時間的に余裕がありそうなので、車山高原に行く途中、白樺湖に立ち寄った。
茅野市から白樺湖に向かったのだが、インターを降りてしばらくはクルマが進まない。
さすが、世の中は、夏休み真っ盛りなのだ。
12時前に曇天の白樺湖に到着。
ボート料金は、
手漕ぎボート(3人乗り)が、30分¥1,000、60分¥1,500。
足漕ぎの白鳥型ボート(3人乗り)が、30分¥1,800。
遊覧船(このデッカイやつだろう)が、大人¥500。
白鳥ボートは、諏訪湖のシンボルだと思い込んでいたのだが、、、、、?
白樺湖の専属なのだろうか?
それとも、諏訪湖にも棲息しているのだろうか?
中でも目立ったのが、この白鳥さん。
どえらいスピードで、ボート乗り場方面に逃走して行った。
おそらく、時間切れ寸前だったのだろう。
どうやらこのボートは、自転車のべダルを踏む要領で漕がなければならないようだ。
このスピードで漕いでいる人を見るだけでも、治りかけた腰が痛くなってきそう、、、、
お馬さんの姿が見えなかったのだが、この馬車は現役なのだろうか?
白樺湖観光に参加するためには、白鳥型のボートに乗る事が不可欠のようだ。
一人で、、、、、、、というのは、いくらなんでもおマヌケ過ぎるので、白鳥さんとお馬さんの疑問を残したまま、白樺湖を後にして車山高原に向かう事にする。
白樺湖を離れようとすると、蓼科テディベア美術館とやらの前を通った。
駐車場整理のガードマンのおじさんに、おそるおそる、
「写真を撮るだけですけど、クルマ置いて良いですか~?」
と聞いてみると、あっさりとOK。
事後調査によると、ここには7,000体以上のテディベアが展示されていると言う。
当然、ワタクシには似合わないが、どこやら、高知県あたりの熊さん好きのオバサ、、、、、いや、オネエサンならば喜んでいただけそうかも?