それまでほとんど興味がなかったのに、去年あたりから妙に気になりだした風景が天橋立。
5月に一度、舞鶴に1泊して訪れるつもりだったのが、わけあってドタキャンしてしまった。
月も変わって、やはり行ってみたいという野望は衰えず、宮津市や舞鶴市あたりならば日帰りで行けるはずだし、ついこないだ入梅宣言があったとたんに梅雨らしい雨も降っていないこの時期に行っておくべきと立ち上がったのが6月3日の事。
ワタクシの居住地では曇り空が広がっているが、天気予報では天橋立方面は晴れと出ていた。
京都に入っていったんどんよりしていた空も、日本海に近づくにつれてすっかり晴れ上がってきた。
ワタクシのお出かけには珍しい晴天に恵まれたはいえ、ほとんど高速を走り続けて片道300kmを超えてしまうので、疲れないように自分をいたわりながら、12時頃、天橋立近辺にたどり着いた。
だが、カーナビの案内によるとすぐそこに天橋立ビューランドがあるはずなのに、最後に左折する道を見落としてしまい、なぜか天橋立駅に着いてしまった。
駅の観光案内所で道をたずねると、やはりさっき曲がり角を見落としたあたりに交差点があるらしい。
ホントにこんなところに道があるんだろうか?
と、疑いながら進むと、道幅の狭い踏切が見えたので渡ってみると、渡り切ったあたりに立っていたオジサンが誘導してくれて気がついたら駐車場にクルマを停めていた。
どうやらこのオジサンの所有地らしいが、駐車料金が¥500だというのでまあまあそのくらいの金額ならばと納得して支払う事にした。
クルマを降りて見渡すと、このあたりは民間のというか民家の庭を開放したような小さな駐車場が何箇所かあった。
駐車場でもらった割引券を使って、ロープウェーとリフトの乗り場でチケット購入。
ロープウェーはたった今出たばかりだったのでリフトで頂上に上がる事にする。
この写真の左に写ってる箱型の乗り物がロープウェーで、右側にぶら下がっている椅子がリフトである。
ロープウェーとリフトがなぜ並んで運行しているのかというのが、どうも妙な雰囲気なのだが。
スキーをする人なら慣れているだろうが、寒いのが大っ嫌いなワタクシがスキー経験はなく、たまに乗るリフト(おそらく今回が生まれてこの方3回目のリフト搭乗だ)というヤツは座ってから30秒間くらいはどうにも怖い。
どうやらトシをとるにつれて高所恐怖症の気配が出てきたのか、、、、、、
のだが、周囲の人目もあるので落ち着いているフリをしてカメラ片手にリフトに座っていると、すぐに頂上に到着。
一段高い所にある展望台からの景色。
やっぱ、風景というのは青空を背景にするのがイチバンだなぁ。
天橋立ビューランドには、観覧車その他の乗り物も営業中で、あんまりそちら方面に手を広げすぎると、小枝師匠得意分野のパラダイスネタにされてしまうかと心配したのだが、おそらくプリン、いや不倫問題で多忙中の小枝師匠サイドにそんな余裕はないかも知れない。
展望レストランでアイスコーヒーで休憩。
店内にディスプレイされた小物を見ると、このレストランのマスターは達郎ファンではという疑惑が発覚するが、厨房が忙しそうなので取材するのは気がひけた。
展望レストランからの風景。
13:15。
下りのリフトに乗っかって、天橋立を後にする。
帰りのリフトは、さほど恐怖感無し。