自分でもとっちらかってきたので、ここまでのあらすじを整理しておくと、
●5月9日(木曜日)
午後遅くに自宅を出て、目的地に少しでも近づいておこうと、四日市まで移動して宿泊しただけなのでネタは無し。
●5月10日(金曜日)
静岡県焼津市の海岸、日本平、三保の松原を巡回したらボンヤリとした富士山の姿を目撃。
沼津宿泊。
●5月11日(土曜日)
予報どおりに一日雨のため、河口湖オルゴールの森美術館に入り浸りとなる。
この日から甲府に3連泊。
●5月12日(日曜日)
甲府付近は晴れ。
富士見橋から富士山の姿をハッキリと目撃。
だが、富士山の麓からは雲にさえぎられてしまい、イラついた気分を田貫湖の遊歩道で癒される。
そして、明けて、5月13日(月曜日)。
天気予報は晴天を告げているのに、起床すると甲府の空は曇っていた。
甲府盆地にすっぽりと蓋をするかのように、イジワルな薄雲が頭上に広がっていた。
「あ~あ、、、、、これじゃ今日も富士山の姿は期待できそうに無いなぁ、、、、」
と沈没しそうな気分を引きずりながら、ダメならダメで、そん時はiPodを聴きながらのクルージングに専念しようとカーナビに目的地を入力。
前日にキレイな富士山を目撃した富士見橋を通るので、あそこからもう一度富士山の全身像を眺める事ができないだろうか?
と、期待していたらば、甲府インターから中央道に乗れとのカーナビの指示を受けて従ってしまったので、富士見橋を通る事ができなくなった。
いくら関西人の端くれとはいえ、高速道路通行料金を払うのがイヤなわけじゃないが、この日は高速を使う気は全く無かったが、乗っかってしまったんだら仕方が無い。
しばし、薄雲が広がる中央道を走行していると、とあるトンネルの入り口にさしかかって、ハッとした。
景色を覚えてしまうほど、そんなに何十回も中央道を通ったずはないのに、このトンネルはどっかで見覚えがあった。
去年、天井崩落という大事故が起きた『笹子トンネル』だった。
事故があったのが上り線だったか下り線でだったかの記憶は無いが、トンネル入り口の風景はニュース画像で何度も見せられていたから記憶していたのだろう。
事故の後、
「しばらくはあのあたりを通りたくないなぁ」
と思っていたのに、この日たまたま通ってしまった。
早いところ抜け出したいのに、このトンネルはかなり長くて、内部の薄明かりに目が慣れてくると、トンネル内、特に天井の様子が良く見えるようになってきた。
設置されていたはずの天井が取っ払われていて、アーチ状になったコンクリートが剥き出しになっていて、点検した痕跡なのか、重機で剥ぎ取ったかのようにその天井部のコンクリートのあちこちに引っかいたような傷が残っていた。
息の詰まるような気分で笹子トンネルを通り抜け、少しすると
驚いた事に、突然、富士山が目の前に出現した。
それも、デカい。
バカデカい。
ワタクシのエコカーのフロントガラスにはとても収まらないサイズの富士山が斜め前方に広がっていた。
下界からのビューポイントばかり下調べをしていたのに、中央道のどのあたりから富士山が見えるのかという事を思いつかなかったので、(地名でいうと)どこから富士山が見え出したのかはわからない。
甲府を出た時から、決して空は青くは無かったのだが、いつの間にか雲が薄くなっていた。
薄い雲越しに、やや白っぽい色合いながら、
走行するワタクシのことを知ってか知らずか、
富士山は、カーブを周るたびに姿が見えなくなったり、また現れたりを繰り返している。
クルマを停めて撮影したい。
が、今、カメラに取り付けている標準レンズではおそらく画面に収まりきらない。
ハザードランプを点けて路肩にクルマを停めて、広角ズームを装着してたった今ここからの富士山を撮影したい。
是非ともカメラに収めたい。
という誘惑にかられそうになった。
が、ここは高速道路。
その上、このあたりの路肩は狭かったので、いくらなんでもここにクルマを停めてしまうのは危険この上ない。
自分のブログのネタのために新聞のネタになる事故を起こしては悲しすぎるので、高速道路上からの撮影はあきらめた。
まるで富士山に向かって飛び込んでいくような河口湖インター出口をスルーして、山中湖インターで高速を降りる。
高速を降りてからも、進行方向によって時々顔を出してくれる富士山だが、中央道から見た時よりもサイズが小さいのはどうしてだろう?
ここでも写真を撮りたくて仕方ないのだが、うまいぐあいにクルマを寄せるスペースが見つからなかった。
9:35、ようやく交差点で信号待ちになったので、ハイ、チーズ。
空は青いが、ガソリンスタンドが邪魔、、、、、、、、
9:41、山中湖。
最初の目的地はここからも少し丘(山?)の上にある、『山中湖パノラマ台』という所。
10:06、パノラマ台に到着。
雲が多くなってきた。
画面左側から低く雲が流れてくるのが気になる。
この場所で、ず~っと雲が途切れるのを待つのももどかしいので、再び山中湖に近づく事にした。
●5月9日(木曜日)
午後遅くに自宅を出て、目的地に少しでも近づいておこうと、四日市まで移動して宿泊しただけなのでネタは無し。
●5月10日(金曜日)
静岡県焼津市の海岸、日本平、三保の松原を巡回したらボンヤリとした富士山の姿を目撃。
沼津宿泊。
●5月11日(土曜日)
予報どおりに一日雨のため、河口湖オルゴールの森美術館に入り浸りとなる。
この日から甲府に3連泊。
●5月12日(日曜日)
甲府付近は晴れ。
富士見橋から富士山の姿をハッキリと目撃。
だが、富士山の麓からは雲にさえぎられてしまい、イラついた気分を田貫湖の遊歩道で癒される。
そして、明けて、5月13日(月曜日)。
天気予報は晴天を告げているのに、起床すると甲府の空は曇っていた。
甲府盆地にすっぽりと蓋をするかのように、イジワルな薄雲が頭上に広がっていた。
「あ~あ、、、、、これじゃ今日も富士山の姿は期待できそうに無いなぁ、、、、」
と沈没しそうな気分を引きずりながら、ダメならダメで、そん時はiPodを聴きながらのクルージングに専念しようとカーナビに目的地を入力。
前日にキレイな富士山を目撃した富士見橋を通るので、あそこからもう一度富士山の全身像を眺める事ができないだろうか?
と、期待していたらば、甲府インターから中央道に乗れとのカーナビの指示を受けて従ってしまったので、富士見橋を通る事ができなくなった。
いくら関西人の端くれとはいえ、高速道路通行料金を払うのがイヤなわけじゃないが、この日は高速を使う気は全く無かったが、乗っかってしまったんだら仕方が無い。
しばし、薄雲が広がる中央道を走行していると、とあるトンネルの入り口にさしかかって、ハッとした。
景色を覚えてしまうほど、そんなに何十回も中央道を通ったずはないのに、このトンネルはどっかで見覚えがあった。
去年、天井崩落という大事故が起きた『笹子トンネル』だった。
事故があったのが上り線だったか下り線でだったかの記憶は無いが、トンネル入り口の風景はニュース画像で何度も見せられていたから記憶していたのだろう。
事故の後、
「しばらくはあのあたりを通りたくないなぁ」
と思っていたのに、この日たまたま通ってしまった。
早いところ抜け出したいのに、このトンネルはかなり長くて、内部の薄明かりに目が慣れてくると、トンネル内、特に天井の様子が良く見えるようになってきた。
設置されていたはずの天井が取っ払われていて、アーチ状になったコンクリートが剥き出しになっていて、点検した痕跡なのか、重機で剥ぎ取ったかのようにその天井部のコンクリートのあちこちに引っかいたような傷が残っていた。
息の詰まるような気分で笹子トンネルを通り抜け、少しすると
驚いた事に、突然、富士山が目の前に出現した。
それも、デカい。
バカデカい。
ワタクシのエコカーのフロントガラスにはとても収まらないサイズの富士山が斜め前方に広がっていた。
下界からのビューポイントばかり下調べをしていたのに、中央道のどのあたりから富士山が見えるのかという事を思いつかなかったので、(地名でいうと)どこから富士山が見え出したのかはわからない。
甲府を出た時から、決して空は青くは無かったのだが、いつの間にか雲が薄くなっていた。
薄い雲越しに、やや白っぽい色合いながら、
走行するワタクシのことを知ってか知らずか、
富士山は、カーブを周るたびに姿が見えなくなったり、また現れたりを繰り返している。
クルマを停めて撮影したい。
が、今、カメラに取り付けている標準レンズではおそらく画面に収まりきらない。
ハザードランプを点けて路肩にクルマを停めて、広角ズームを装着してたった今ここからの富士山を撮影したい。
是非ともカメラに収めたい。
という誘惑にかられそうになった。
が、ここは高速道路。
その上、このあたりの路肩は狭かったので、いくらなんでもここにクルマを停めてしまうのは危険この上ない。
自分のブログのネタのために新聞のネタになる事故を起こしては悲しすぎるので、高速道路上からの撮影はあきらめた。
まるで富士山に向かって飛び込んでいくような河口湖インター出口をスルーして、山中湖インターで高速を降りる。
高速を降りてからも、進行方向によって時々顔を出してくれる富士山だが、中央道から見た時よりもサイズが小さいのはどうしてだろう?
ここでも写真を撮りたくて仕方ないのだが、うまいぐあいにクルマを寄せるスペースが見つからなかった。
9:35、ようやく交差点で信号待ちになったので、ハイ、チーズ。
空は青いが、ガソリンスタンドが邪魔、、、、、、、、
9:41、山中湖。
最初の目的地はここからも少し丘(山?)の上にある、『山中湖パノラマ台』という所。
10:06、パノラマ台に到着。
雲が多くなってきた。
画面左側から低く雲が流れてくるのが気になる。
この場所で、ず~っと雲が途切れるのを待つのももどかしいので、再び山中湖に近づく事にした。