lizardbrain

だらだらぼちぼち

2017年2月7日 JEFF BECK アルカイックホール

2018年01月08日 16時27分10秒 | 音楽
去年2月7日、尼崎アルカイックホールでの JEFF BECKである。


2014年の大阪フェスの時
『プロ仕様カメラ(一眼レフなど)やICレコーダーやビデオカメラやiPadなどのタブレット類は持ち込んではいけない』
との旨の張り紙があって、この張り紙をチラ見しただけならば
『撮影録音は一切禁止』
と早とちりしてしまいそうで、その一見シンプルだがややこしそうな主張の奥には、
『プロ仕様カメラ(一眼レフなど)やICレコーダーやビデオカメラやiPadなどは持ち込んではいけないが、この範疇に入らないケータイ・スマホ類は持ち込んではいけないわけではない。』
さらに
『この範疇に入らないケータイ・スマホ類は持ち込んではいけないわけではないだけではなく、決してケータイ・スマホ類で撮影していけないとは言った覚えはない。』
という事で、つまるところ、
『ケータイ・スマホ類での撮影禁止とは言っていないという事は、撮影可能であるとの解釈もあってしかるべし。』
という、事前にネット情報風潮を理解していない者にとって極めて遠回しな規制の抜け穴を用意してくれていた。
ワタクシにとって、こんだけ大っぴらに撮影可能なライヴというのは初めての事で、戸惑ってしまった記憶がある。
結局、ワタクシは、こんな薄暗いところでキレイな写真を撮れるわけではないと、ケータイでの撮影には参加せずに演奏にだけ集中したのだ。

で、今回はというと、まだ少しばかり持って回った表現をしているものの
『スマホ・ケータイでの静止画のみ撮影可能、ただしフラッシュは禁止』
と、かなり断言に近い張り紙があった。
そこまで言われてしまうと、一度くらいはライヴ中の写真を撮ってみたいスケベゴコロに負けてしまった。

          
いわゆる静音消音アプリを導入していないので、マナーモードにしていてもシャッター音は鳴ってしまう。
だが、轟音爆音系の演奏なので後ろめたさは無かったが。
撮ろう撮ろうと思い詰めていると、ついつい音楽鑑賞がおろそかになってしまうし、自分より前方で撮影しているスマホ・ケータイの画面が明るくてかなりジャマであった。
TVで外国での収録のライヴ放送を観ると、静止画どころか当たり前のように動画撮りまくりのシーンが良く見られる。
それはあんまり好きではない。

女性ベーシストが参加していたがジェフ・ベックとよくやってる巻き毛フワフワ系のタル・ウィッケンフェルドではなくて(実はこちらを期待していた)、一見サングラスコワモテ系のロンダ・スミスだった。
ほとんどベースソロは取らず。