2007年2月3日 [TOHOシネマ二条]
題材は何も新しくはない。だから当初、映画のあらすじを聞いたとき、そんな興味をそそられなかったし「観てみたい映画」のリストには入れてなかった。
周防監督の前作「Shall We ダンス?」が良かったのと、11年のブランクを超えて作られと作品がどんなものか、やはり確認したかったので観たが、これぞ映画!最高!という感じだった。
監督はこの作品を作るに当たって、面白くしようとか見せ場を作ろうということを一切排除したという。徹底したリアリズムを貫いている。一方的な見方とか、一つの立場にたった決めつけた判断とかをせず、あくまでそれぞれの立場、それぞれの意見を自然な展開で語らせている。だから、自然でありわざとらしくなく面白いのである。そこには、ドキュメンタリーと同じような感動がある。
ともかく丁寧に出来ており、妥協を許さない本物志向は黒沢映画を彷彿させる。
是非、お薦めの映画だ!
「それでもボクはやっていない」-公式サイト
題材は何も新しくはない。だから当初、映画のあらすじを聞いたとき、そんな興味をそそられなかったし「観てみたい映画」のリストには入れてなかった。
周防監督の前作「Shall We ダンス?」が良かったのと、11年のブランクを超えて作られと作品がどんなものか、やはり確認したかったので観たが、これぞ映画!最高!という感じだった。
監督はこの作品を作るに当たって、面白くしようとか見せ場を作ろうということを一切排除したという。徹底したリアリズムを貫いている。一方的な見方とか、一つの立場にたった決めつけた判断とかをせず、あくまでそれぞれの立場、それぞれの意見を自然な展開で語らせている。だから、自然でありわざとらしくなく面白いのである。そこには、ドキュメンタリーと同じような感動がある。
ともかく丁寧に出来ており、妥協を許さない本物志向は黒沢映画を彷彿させる。
是非、お薦めの映画だ!
「それでもボクはやっていない」-公式サイト