この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

『ホームレス ニューヨークと寝た男』-究極のミニマニストか、サバイバルの達人か!

2017-02-16 22:29:25 | 最近見た映画


   【 2017年2月15日 】     京都シネマ

 フィクションの映画かと思ったら、実在の人物「マーク・レイ」の実生活を追ったノンフクション-ドキュメンタリー映像だった。

 彼の生活スタイルは【下記】のとおりである。

     
                 【 解説 】

                         
                            【 「マーク・レイ」のある日のスケジュール 】 
           
 上記の【ある1日のタイムスケジュール】を写真でおってみると、次のようになる。


   
         【 友人の住むアパート屋上にある彼の寝室で起床 】

                   
                         【 公園で洗顔 】
                                  
                                       【 活動開始 】
 
                            
                                    【 ファーストフードで遅い昼食 】

               
                    【 活動再開 】

                               
                                    【 自販機の横で立ち食い夕食 】

          
                         【 パーティー出席も夜の大事な仕事 】

                              
                                        【 寝るにはまだ早い-まだまだ活動中 】
          
                   【 屋上の寝ぐらに向かう 】

                                
                                      【 1日の活動も終わりようやく-『おやすみ』】


 どうしてこんな生活をするのか。下の【「マンハッタン」での1か月の家賃 】を見れば、一定納得できる。しかしである。

                   


 日本で普通《ホームレス》といえば、《負》のイメージしかない。

      
            【 サバイバルの達人 】

 以前、島田雅彦の『ニッチを探して』という本を読んだが、あの場合は、小説での《仮の話》=フィクションだった。だんだん《世の中の道から外れ》て、みじめになっていく人間の心境を覗いたものだが、島田雅彦の《冒険願望》みたいなものがあって、《そういう世界もあるか》とそれなりに面白く読んだが、通常の人間は自ら《ホームレス》を希望しないし、少なくとも《ホームレス》にいい印象は持っていない。

                              
                                   【 生活必需品の買い物 】

 だいたい、ホームレスといたら《自分ではどうにもならず》、身なりなんかに構っている余裕のない人たちばかりだ。それがデザイナースーツなんか着こなし、かっこよく決めている男が《ホームレス》であるわけがない。

                                            
                                               【 昼間は紳士 】

 だから、映画の「マーク・レイ」を見ると、何か特別のモノを感じてしまう。

  
 スクリーンには登場しなかったけど、映画の音楽を担当した「カイラ・イーストウッド」-「クリント・イーストウッド」の息子だそうで、その音楽もモダンでスクリーンを効果的に引き立てたが、カタログで見た彼も、かっこよかった!
 



                         
                             【 マーク・レイ 】



 



   
   『ホームレス ニューヨークと寝た男』-公式サイト


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