【2012年6月4日】 新京極シネラリーべ
仕事帰りの道すがら、映画館に立ち寄る。アカデミー賞を受賞した作品にしては地味な作品で、上映館も地味な目立たない映画館である。
15分前に着いて待合室に入ったら二人しかいない。時間を間違えたか、日にちを間違えたかしたかと、受付でポスターを確認すると間違えない。
もともとアカデミー賞とかカンヌ映画祭の何とか賞、その類の権威付けはあまり気に留めていないのだが、今回のはちょっと従来の基準と変わっているように思われたので、見てみようと。
観たら、どうということはない。単なる懐古趣味だ。ストーリーも目新しいものはないし全然感動的でもない。あれなら『ライム・ライト』のほうがずっといい。
それにしても、アカデミー賞とその晩の観客数、総勢4人というのは、どういう相関関係なんだろう。
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『アーティスト』-公式サイト