【2012年12月28日】
このところ、アマチュアの演奏ばかり聞いていたので、それに耳が慣れてしまっていたが、さすがプロの演奏である。音量がやはり違う。特にやや貧弱と思えたバイオリンの響きが厚く響く。
『第九』は2年ぶりだろうか。前回のソリストはあまり良くなかったように記憶しているが、今年は良かった。4人の内で2人は名前を見ると韓国の人で、変化を感じる。
久しぶりの『京響』はほんとに良かった。ほぼ満席だった聴衆もそう感じたのか、いつまでも拍手を送る。指揮者やソリストは4~5回、舞台と控え室を行ったり来たりしたか。
それでも、京響はやっぱり、アンコールをしない! (合唱団が後ろに立っていることもあったか?)
演奏会が終わったと、館内のレストランで食事をする。奮発してワインはボルドーの赤『メドック』。1年の終わりのホッとしたひとときである。
コンサートホールの出口から新しくできた『屋根のある遊歩道』を通り、植物園正門に抜け、雨の中、北山通りを歩いて、家に帰る。
明日は今年最終日の年末の仕事が残っている。