【2015年5月14日】 京都シネマ
期待して見に行ったのだが、ちょっと想像していたのと違っていた。シンフォニー(交響曲)というから、大自然を謳歌するような素晴らしい景色がが満喫できるような映像を期待したが、内容が分散的で、学校の授業を聞いているようだった。
主題がわからない。何を訴えたいのかはっきりしない。欲張りすぎなのだ。
空撮というから、もっと大自然の圧倒される風景がテーマかと思ったし、だいたいスイス・アルプスの代表的風景があまり出てこない。もっと、マッターホルンやアイガーやメンヒ、ユングフラウが見たかったのに。
それに話があちこちにとび、どれも中途半端に終わり、なんか中学の地理の授業内容を体よく見せられた感じだ。
ドイツの政策だから、スイスに対抗意識を持ったのだろうか。それにしても、山頂の十字架があんなに登場しなくてもいい。
『アルプス-天空のシンフォニー』-公式サイト