令和3年5月11日(火)
若 楓 : 楓若葉、青若葉
楓はカエデ科の落葉低木、秋の紅葉はもとより楓若葉は
その緑を通す明るい光りによって上品な美しさがある。
吉田兼好(兼好法師)は「徒然草」の中でその美しさを
「卯月ばかりの若楓は、すべてよろづの花紅葉にも勝りて
てめでたきもの」と絶賛している。
京都の高尾に多い葉の裂片の七つのものは、裂片をイロハ
ニホエトと数えるところから、「イロハカエデ」と呼び、
また、「タカオモミジ」とも呼ばれ、全国に分布する。
その他にも多くの種類があるが、「カエデ」の呼び方は
古くは、葉の形から「蛙手」と呼ばれていたが、それが
変化して「カエデ」と呼ばれる様になったとも言われる。
5月に入り、辺りは緑一色、新緑の季節の到来、、、、
ご近所の庭や公園等にも楓若葉が青々と、、、、、、
今日の1句
陽光に様々な青若楓 ヤギ爺