遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

若 楓

2021-05-11 16:52:30 | 日記

令和3年5月11日(火)

若 楓 : 楓若葉、青若葉

楓はカエデ科の落葉低木、秋の紅葉はもとより楓若葉は

その緑を通す明るい光りによって上品な美しさがある。

吉田兼好(兼好法師)は「徒然草」の中でその美しさを

「卯月ばかりの若楓は、すべてよろづの花紅葉にも勝りて

てめでたきもの」と絶賛している。

京都の高尾に多い葉の裂片の七つのものは、裂片をイロハ

ニホエトと数えるところから、「イロハカエデ」と呼び、

また、「タカオモミジ」とも呼ばれ、全国に分布する。

その他にも多くの種類があるが、「カエデ」の呼び方は

古くは、葉の形から「蛙手」と呼ばれていたが、それが

変化して「カエデ」と呼ばれる様になったとも言われる。

5月に入り、辺りは緑一色、新緑の季節の到来、、、、

ご近所の庭や公園等にも楓若葉が青々と、、、、、、

 

今日の1句

陽光に様々な青若楓   ヤギ爺