令和5年4月3日(月)
春 窮 : しゅんきゅう、
晩春の頃に食糧が欠乏してくること。
朝鮮半島では草根樹皮を食べて、飢えを凌ぐようなより深刻な
状態を意味する。
また陰暦二月頃から農作業の準備が始まり、通例、春に必要と
なる種籾は前年の収穫の中から捌置きして置くが、つい生活の
費用に充てられ、春には不足が発生し農民は困窮していた。
このため、不足物資を貸し付ける出挙などの制度が在った。
最近の食糧危機は、コロナ過に遇った(3年間)がやっと終止
符を告げようとする中、昨年ロシアのウクライナ侵攻が始まり
様々な世界的な危機状態が続いている。
農業大国であるウクライナをロシア(こちらも食糧生産、エネ
ルギー資源等の大国)が一方的に軍事侵攻し、街を破壊、虐殺
を繰返して今尚戦闘は続き、長期戦の構えを見せている。
これに対しアメリカの呼びかけに西側諸国が終結、軍事支援を
続ける。 更にはロシアに経済制裁を課した。
原油高→物価高騰、
肥料高騰、
物価高、
不利と見るや核兵器をちらつかせ、豊富なエネルギー資源の
輸出制限をして西側に対抗している。(駆け引きの材料)
西側(殊に独を中心とするEU諸国)では厳冬の最中でエネルギ
ーの供給をストップされ慌てふためいた、、、、
食糧(小麦等の生産国ウクライナから)がストップ、エネルギー
価格の高騰により、世界中の物価が爆発的に上がり、インフレ
の中、特に最貧国が集まるアフリカ、東南アジア等で食糧危機は
酷く、飢えに苦しむ問題は深刻である。
今や、飢餓に苦しむ子供達は1億人を超えるという、、、
世界各国でインフレが続き、街にデモ隊が溢れて次々に政権交代
は続く。
アメリカでも物価の高騰は続くが、此方は資源大国でもありEU
ほどに慌てる様子もないようだ。
日本では物価の高騰は続いているが、西欧程の高さはない様で、
各国から羨ましがられている。
IMF(国際通貨基金)は、日本経済に警告をしている。
日本政府は財源が無いにも拘わらず、返すメドの無いまま国際を
乱発して大幅な予算を組み、国債(借金)を膨らませている。
企業や投資家、固定資産等への増税を据え置き、更には低賃金の
まま消費税の増税を押さえている。(先進国では殆どが20%を
超えている) 低賃金過ぎて税を上げるに上げられない。
国債はいづれ返さねばならないお金である。借金を増やし続けれ
ば、やがて国は破綻するであろう、、、、と、
北朝鮮では、コロナ過、干ばつ等が続き食糧生産が出来ずに飢え
に苦しむ農民が増え続ける。都市部にも貧困・飢餓が迫る中で、
一部の特権階級では訳も判らず、金正恩に諂う、、、、、。
ミサイル開発、軍備増強に大量の散財を続ける。
益々、太るキムジョンウン、飢える国民、殊にやせ細った子供の
姿を見るに、忍びない、、、、、
太るキムジョンウン、
栄養失調の子供、
今日の1句
子の飢える儘春窮の世の悲し ヤギ爺