令和5年4月22日(土)
アースデイ : 国際母なる地球デー
1970年(昭和45年)4月22日、アメリカ上院議員の
ゲイロード・ネルソンは、環境問題について討議を呼びかけ
「アースデイ」を提唱した。
その活動統括役に選ばれたデニス・ヘイズ(スタンフォード
大学院生)は「地球環境に抗議する運動」を呼びかけ、全米
各地で2000万人が参加した。
以降は10年間に一度しか実施されなかったが、1991年
(平成3年)からは毎年開催され、世界各地に広がり様々な
イベントを催されるようになった。
2009年(平成21年)の国連総会でこの日を、「国際母
なる地球デー」に制定し、翌2010年から実施している。
「アースデー」を正式に国連の記念日とした。
現在世界175カ国、約5億人が参加している。
「母なる地球は多くの国と地域で共通の表現であり、それは
人間・他の生き物、私達の住む惑星の間に存在する相互依存
を反映している。現在・未来に於いて経済、社会・環境的な
ニーズの間の公正なバランスを達成するために、自然と地球
との調和を促進する必要がある」とのメッセージが在る。
日本では1990年(平成2年)から毎年4月を中心として
各地で様々なイベントが催されている。
「アースデイ東京2023」は4月22日を中心に、代々木
公園、宮下公園などで様々な催しが開催される。
「環境問題・平和・人権・ジェンダーなどの様々な社会問題
を知り、それを希望へと向かわせるお祭り」と位置付ける。
「ライヴ、トークショー、バザー等での買物を通し喜びと希望
を感じることができる」をテーマとし多くの参加者が集まる。
この中で、トルコ・シリアへの支援やロシアのウクライナ侵攻
等、今まさに起きている社会問題も取り上げている。
環境に配慮した作品の展示や販売、ステージでは若者らのメッ
セージやトークセッションや、楽しい美しいなど人間の感情を
動かす「渋谷わ踊り文化祭」等の催しで交流の場を広げる。
4月23日(日)には「東京アースデイ自転車ライド2023」
が、代々木公園一帯で開催される。
自転車ライド、
アースデイ IN 京都、
この間にも地球温暖化は進み、戦闘は続き、世界各地で環境破壊
が広がっている。
今日の1句
アースデイ現世のみな夏はきぬ ヤギ爺