令和5年4月7日(金)
世界保健デー
WHO(世界保健機関)がはじめて設定された、4月7日を記念
して1950年以来、毎年4月7日を「世界保健デー」(world
health day)として定められた。
WHO本部(スイス・ジュネーブ)
WHOの旗、
デドロス事務局長、
日本は1951年5月16日にWHOへ加盟した。
現在のWHOへの加盟国は、190カ国である。
(アメリカはトランプ大統領就任時に、WHO脱退を表明したが
バイデン大統領就任時に直ぐにこれの撤回を表明した。)
WHOの主な事業内容は、
1)各種伝染病・感染病等に関する情報の公開とその対策。
2)健康に対する世界各国の協力を図り、世界基準を設定する。
3)災害発生時に対策を立て、即座に対応する。
4)各国で健康に関する問題が発生した時には、医師や看護師を
直ちに派遣する。
2023年はWHO75周年を迎え、今年のテーマを「health
for all 」(全ての人に健康を)とする。
平和で豊かな、そして持続可能な世界に於いて、全ての人々が
充実した生活を送るために健康を手に入れることを想定する。
健康を享受する権利は、基本的人権です。誰もが経済的に困難
なしに、必要な時に、必要な場所で、必要な健康サービスを受
けられる様にしなければならない。
世界の30%の人々が必要不可欠な健康サービスを受ける事が
出来ていない。
約20億人の人々が壊滅的な、あるいは困窮した健康支出に直
面して居り、著しい不平等が最も脆弱な環境にいる人々に影響
を及ぼしている。
ユニバーサル・ヘルス・カバリッジ(UHC)は、経済的保護と
質の高い必須サービスへのアクセスを提供し、人々を困窮から
救い、家族とコミュニテイのウエル・ビーイングを促進する。
公衆衛生の危機から守り「全ての人に健康を」に向け前進する。
健康関連のSDGsを達成するために、それらを進歩加速させる
必要がある。
「世界保健デー」のこの日、世界各地で様々なイベントが催さ
れている。
ベトナムの世界保健デーのイベント、
日本各地ではこの日、「健康相談」「街角健康チェック」等の
イベントが行われていた。
亦、国連の要請により各国から医師団が各地に派遣され、日夜
伝染病・感染病の対応に追われています。
日本からも、様々な形で医療提供等を行っています。
日本人医師団、
今日の1句(俳人の名句)
ずぶ濡れの夢より覚めて春の闇 広瀬 直人