令和5年4月25日(火)
山菜をいただく
芹(せり)、屈(こごみ)、野蒜(のびる)、虎杖(いたどり)
それに蕨(わらび)、と沢山の山菜を頂きました。
岐阜県高山市に親戚のあるYさんは、この時節になると山菜採り
に出掛けられる。
大量の山菜を土産に帰宅し、我々(ご近所も)に届けてくれる。
今年は何もかもが速く、、、山菜も十分に育ち過ぎ、蕨や屈等
大きなものは50~100cm程の高さにもなり、食用とする
には固くなり過ぎ、なるべく食べられる程よい大きさのものを
摘んで来たそうである。
屈(こごみ)は別名に「草蘇鉄」といわれるように、茎を大き
く広げ本当の蘇鉄のようになるという。大きく育ちやがて初夏
に白い花を付ける。香りは葱に似た独特の臭気が漂う。
「こごみ」とは、先端を巻き込んで屈んでいる様に見える事か
らその名が在る。
晩春に渦巻き状に丸まった幼葉を摘み、柔らかく灰汁のないの
を、お浸し、サラダ、胡麻和え、天婦羅等で食する。
蕨(わらび)は、シダ植物ワラビ科の多年草で薇(ぜんまい)
と共に山菜の王様で、市販でもよく見かけ手に入り易い。
早春に採れるものを「早蕨」といい、地中の根茎からこぶし状
の新芽を出す。
摘み取ったものは灰汁抜きを十分にしてから、お浸し、和え物
天婦羅等でいただく。
野蒜(のびる)はユリ科の多年草で、葉は葱のようにとがり、
地下茎は辣韭(らっきょう)のように白くやや小ぶりである。
伸びきらない柔らかなものを、ぬたや和え物して食べる。
芹(せり)はユリ科の多年草で、野菜としても栽培される。
春の七草の第一に数えられる「せり」は人気の在る山菜で、
その旺盛な繫殖力をもって、その名がるといわれている。
栄養価が高く、香りも好く鍋物などに多く利用される。
虎杖(いたどり)は数年前から、この友人から頂くまでは
全く知らなかったのだが、これは山野の何処にでも自生す
るタデ科の多年草だという。
前にもブログで紹介しているが茎は竹に似て節があり、卵
形の先の尖った葉を生じ、夏になると白い小さな穂状の花
を咲かせる。
筍のような若茎の皮を剥いで生のまま食べたり、酢味噌和
えなどにして食べる。
灰汁抜き、
残念ながら私は若茎を生で食べた事はない。灰汁抜きを
して和え物、炒め物にして頂く。
また、暫くはいろいろな山菜料理を頂こう、、、、、、。
お浸し、
蕨(わらび)野蒜(のびる)屈(こごみ)の天婦羅、
今日の1句
山菜の想ひめぐらす家遠し ヤギ爺