「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

母に、ケガを知らせる

2006-08-11 15:34:40 | 怪我の顛末
今日まで、ケガのことは、母に秘密にしていました。
何しろ、極度な心配性だし、自分で「私しゃ、口はエラいけど、気はまったいき(口は強いことを言うけど、気は弱いから)」という性格なので、心配かけたくなくて、黙っていました。
ところが、毎週木曜日に実家に帰っていたのに、昨日は、行くことを、すっかり忘れていたのです。
私が来ると思って、待っていた母が、娘のところに電話してきたのです。
それで、秘密にできなくなりました。
もうちょっと良くなってから言うつもりだったのだけど、仕方なく、ケガをしたことを言いました。
すると「今から行くから!」と、母。
「来なくていい~!」と、私。
絶対、看病に来るって言うだろうな、とは思っていたけど。
大丈夫だから、大丈夫だからと、看病に来ることは、なんとか思いとどまらせたけど、延々、母の話が続く。
「家のリフォームしなきゃ」と、母。
「リフォーム?なんで?」
「あんたが車椅子でも生活できるように」
「車椅子どころか、私は歩けるよ」
「歩かれん!半年は寝てないといかん」
「半年~っ!?来週、病院に行くようになっているから、その時、オッケイだったら、もう仕事に戻ろうと思っているのに」
「なに言ゆう!半年は大事にしとかんと、その先ずっと痛い、痛い、言わないかんなる。私は経験者やき、わかるが!年寄りの言うことは、きき!」
「はい」
「それなら、今から病院に電話して、入院し!」
「入院~っ!?勘弁して~!!病院より、家の方が、ずっと休まるき」
「クーラーつけておるかね?」
「うん、24時間つけっぱなしよ」
「軽井沢に避暑にきたようにしときなさい」
「うん、うん、布団をかけないと寒いくらいだよ」

こうやって、延々、母の話を聞きました。
とにかく、心配性で、突拍子のない母です。

ずっと前、私がアメリカに行く時、「アメリカの人は、ピストルを持っているから、危ない!あんたも、どこかで調達して、持って行きなさい」って言った母です。
思わず「調達って、それって犯罪やきぃ!」って、突っ込みましたが、母は、マジでした~

母に秘密もなくなって、ホッとしました。
くれぐれも安静に、そして精神的なストレスもためないように、と言われました。
最後まで「看病に行く」と言っていた母ですが、私は、娘から、看護ではなく「介護している気分」って言われました。
一字違いですが、この差は大きい!

母にとって、私は、いつまでも子供に思えるのでしょうね。
「兵隊がいる時は、いつでも言うて!ここに一人おるきねっ!」と、母。
「兵隊って!?今は戦時中か!?」って、突っ込みたかったけど、やめました。
母は、いつも真面目で本気だから。

心強い軍隊がいて、私は幸せです。

それにしても、イギリスのテロは未然に防げて、本当に良かったですね!
でも、これからが心配です。
平和な世界は、いつくるのでしょう?