〔僅差で否決された〕
昨日、将来の大阪を都制に移行するかどうかの住民投票が実施され僅差で否決された。出口調査でも形勢のつかめない状況だった。結局、高齢者の反対票が結果を左右したのではないかという気がする。高齢者にとっては、「今更なあ」という思いや馴れ親しんできたものでいいよという保守的発想が最後に働いたのではないだろうか。一方、若者、壮年層はこれからも長くこの地に暮らすわけで、「改革」に期待しただろう。
思うのだが、「一票の平等性」というのは、現実的には、それぞれの事情を度外視した「機械的平等」ではないかということだ。投票の課題によって最も影響を受けるであろう世代に加重的投票権を与えるのもいいのではないか。まあ、無理な話で笑い話、酒席の話だ。
橋下大阪市長、任期満了後は政治家を辞め弁護士に戻るとのこと。周りがどう動くか。「維新議員」たちは「看板」を失う損失の大きさを知っているから慰留に動くだろう。それを受けて、、、ということもあり得るかも知れない。まかり間違っても、TV番組「行列のできる・・・」に再び出演しているなんてことは止めてもらいたい。マスコミの節度というものが疑わしい近年だから。